|
カテゴリ:活字
喜国雅彦「今宵は誰と─小説の中の女たち─」
2019年6月第1刷。双葉社。2016年から2018年にかけて小説推理に連載された。 文芸作品に登場する、個性的で魅力的な女性たちを描く。 採り上げられている作品は、次の25篇。 安部公房「砂の女」 川端康成「眠れる美女」 三島由紀夫「潮騒」 ツルゲーネフ「はつ恋」 谷崎潤一郎「痴人の愛」 高村光太郎「智恵子抄」 蘭郁二郎「夢鬼」 太宰治「女生徒」 夢野久作「瓶詰地獄」 コレット「青い麦」 江戸川乱歩「芋虫」 泉鏡花「外科室」 アイリッシュ「幻の女」 壷井栄「二十四の瞳」 バタイユ「眼球譚」 中勘助「銀の匙」 ケイン「郵便配達は二度ベルを鳴らす」 キング「ミザリー」 吉行淳之介「夕暮まで」 田山花袋「蒲団」 ゲーテ「ゲーテ詩集」 トウェイン「トム・ソーヤーの冒険」 ポーター「少女パレアナ」 宮本輝「泥の河」 パレツキー「サマータイム・ブルース」 如何にも喜国が選びそうなラインナップ。蘭郁二郎はこれまで名前すら聞いたことのなかった人物で、興味をそそられた。 第2弾が予定されているようだが、出れば当然購入する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/02/22 11:09:10 PM
コメント(0) | コメントを書く
[活字] カテゴリの最新記事
|