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2020/02/24(月)22:36

「イニシエーション・ラブ」

映像(2879)

Amazon Prime Video「イニシエーション・ラブ」堤幸彦監督 15年東宝。 粗筋は映画.comより。 松田翔太と前田敦子の共演で、乾くるみの人気小説を映画化。原作は、最後の2行に仕掛けられたどんでん返しが評判を呼び、発表から10年以上を経て130万部を超えるベストセラーになった話題作。映画は、1980年代後半の静岡を舞台に、奥手で恋愛経験のない大学生・鈴木が、合コンで知り合った女性マユとの日々を通して変化していく姿を描く「Side-A」、就職先の会社で東京本社に転勤することになった鈴木がマユを置いて上京し、本社の同僚・美弥子との出会いで心が揺れる「Side-B」という2つの物語が並行しながら、原作とは異なるエンディングを迎える。監督は「SPEC」「TRICK」シリーズの堤幸彦。 出演は松田翔太、前田敦子、木村文乃、森田甘路、三浦貴大、前野朋哉、森岡龍、矢野聖人、藤原季節、吉谷彩子、松浦雅、大西礼芳、佐藤玲、山西惇、木梨憲武、手塚理美、片岡鶴太郎、池上幸平、村岡希美ら。 叙述トリックのミステリーを映像化するのは不可能と思われたが、これは健闘している。映画評を読んでも、まんまと騙されたという声が多い。 本来なら、森田甘路から松田翔太にチェンジした時点で気づきそうなものだが、森田甘路が痩せたらカッコ良くなった設定なので松田翔太に交替したのだろうと、観客は納得したようだ。 原作とは異なるエンディングとあるのは、どうなのだろう。原作のエンディングは覚えていないが、異なっていたかな? 前田敦子はじめ、主要人物のキャスティングは見事にはまっている。

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