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カテゴリ:活字
桂正和「ウイングマン (1)~(7)」
集英社文庫版全7巻読了。親本はジャンプ・コミックス全13巻。1983年から1985年にかけて週刊少年ジャンプに連載された。 デビュー作。「1stアルバムには、そのミュージシャンのすべての要素が詰まっている」の法則は漫画家にも当てはまるのか、作者が得意とするヒーローものと美少女ラブコメを、ひとつにぶっこんだような内容になっている。ただし、作者がみずからあとがきで書いているように、プロットは行き当たりばったりで、ヒーローものとラブコメがうまく融合していない。特にヒーローものはただのヒーローものではなく、メタであるため、余計にどっちつかずになっている。 画力は初期から高く、戦闘シーンなど嬉々として描き込んでいるのが伝わってくるが、文庫サイズでは見るのが疲れる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/01/21 11:30:19 PM
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