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活字

2020/08/10
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カテゴリ:活字
志村貴子「かわいい悪魔」

2010年9月第1刷。太田出版。
短篇集。表題作外、次の6篇所収。

あたいの夏休み
すてきなあのこ
中学生
とあるひ
変身
不肖の息子

作者があとがきで、ストックがないので無理やりかき集めたと書いているが、確かに掲載誌もばらばらではあるものの、その割には全体の整合性もとれていて、良い短篇集になっている。
得意のジェンダーを扱ったものはひとつもない。






Last updated  2020/08/10 11:20:37 PM
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2020/08/09
カテゴリ:活字
藤野千夜/志村貴子「ルート225」

2008年4月第1刷。講談社。2007年から2008年にかけて「月刊少年シリウス」で連載された。
藤野千夜の同名小説を志村貴子が漫画化。
原作は平行宇宙SFで、志村貴子単独ではまず手掛けないモチーフだが、そつなくこなしている。平行宇宙ものとしては平凡ながら、志村貴子の職人芸的な作画も相俟って、青春ものとしては佳作といえる出来。






Last updated  2020/08/10 01:13:31 AM
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2020/08/08
カテゴリ:活字
志村貴子「放浪息子 (1)~(15)」

全15巻読了。2002年12月から2013年8月にかけて「コミックビーム」(エンターブレイン)に連載された。
女の子になりたい男の子、二鳥修一と男の子になりたい女の子、高槻よしのが中心となって展開される群像劇。小学5年から高校3年までの8年間を描いている。「青い花」の前作にあたる。
同じく女の子になりたい二鳥修一と有賀誠は、前者は恋愛対象が女性で、後者のそれは男性である。女の子になりたい願望は同じでも中身は微妙に異なるこの二人のように、トランスジェンダーにも様々なパターンがあり、今作ではそれらを網羅するかのように次々と登場させるが、ここでの実験を踏まえて、次作の「青い花」ではレズビアンに特化したのかもしれない。
前半は比較的普通の学園ラブコメだったが、修一がセーラー服姿で登校して物議を醸すあたりから、それまであまり物語に絡んでいなかった男子生徒も巻き込んで、壮絶な心理合戦の様相を呈すようになる。この戦いの中心にいるのは、デンジャラス・ビューティーの異名をとる千葉さおり。主人公、修一の相手役であるはずのよしのよりも、トランスジェンダーでも何でもない千葉さおりの方が存在感が強い。






Last updated  2020/08/08 11:28:51 PM
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2020/08/01
カテゴリ:活字
くろは「帰宅部活動記録 (1)~(5)」

全5巻読了。
2011年8月から2014年6月にかけて、スクウェア・エニックスのウェブコミック配信サイト「ガンガンONLINE」に連載された。「有害指定同級生」の前々作にあたる。同時に連載が開始された「マジカル・ロリポップ」は、すぐに打ち切りになった。
5人の帰宅部部員を中心に繰り広げられる、学園ギャグ漫画。構造上「女子高生の無駄づかい」に似るも、あれほどの破壊力はない。「有害指定同級生」とは異なり、下ネタはなし。
帰宅部が文化祭でバンドを組もうとする第44話では、作者がファンだと公言しているX JAPANを俎上に上げて笑わせてくれている。また、荒木飛呂彦のファンでもあるらしく、無意味な「ゴゴゴゴ」効果音や、無意味なジョジョ立ちポーズが出て来るが、第51話では遂に、生徒会長、高円レイナがスタンド(とは言わないが。)「聖徒十戒」の使い手であることが判明。しかも聖徒十戒は、広瀬康一の「エコーズ」ばりに「生徒手錠」の第2形態である。
アニメ化されている。






Last updated  2020/08/02 12:30:21 AM
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2020/07/28
カテゴリ:活字
志村貴子「敷居の住人 (1)~(7)」

全7巻読了。1997年12月から2002年7月にかけて「コミックビーム」(エンターブレイン)に連載された。作者初の連載長篇。角川の新装版は全6巻。
若書き、あるいは習作の域であり、後の名作「青い花」とはかなり趣を異にする。特に初期の頃は、ごく普通の女性向けコミックの域を出ていない。連載中に作画が上達して、最終巻では後の作風に近くなっている。
中学から高校にかけての学園ラブコメで、一種の群像劇。主人公の本田千暁もヒロインの菊池奈々子も、ともに相当に屈折したキャラクターであり、感情移入を拒む。そしてこの二人のみならず、他の主要キャラも一様に屈折しており、彼らの誰にも共感できない。






Last updated  2020/07/29 12:30:57 AM
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2020/07/26
カテゴリ:活字
凪良ゆう「流浪の月」

2019年8月初版。東京創元社。
第17回本屋大賞受賞作。
作者は元々が漫画家志望で、小説家としてデビューしてからも10年以上、ボーイズラブ作品を発表している。その所為か、少女漫画のノベライゼイションであるかのような印象を受けるが、癖のない文章は読みやすく、サンドイッチ構成と視点の切り替え、適度に事件が起きるプロットと、読者を飽きさせない手腕は確かなものがある。
文の店の名前がcalicoで、それは「更紗」の意味なのだから、更紗が文の真意に気づかないのはおかしい等、気になるところもあるにはあるが、まずは良作といって差し支えない。






Last updated  2020/07/26 07:19:30 PM
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2020/07/21
カテゴリ:活字
志村貴子「ぼくは、おんなのこ」

2004年1月初版。エンターブレイン。BEAM COMICS。
初期短篇集。次の8篇収録。

ぼくは、おんなのこ
楽園に行こう
少年の娘
アケミのテーマ テルオ編
アケミのテーマ ヨシオ編
アケミのテーマ ハルオ編

sweet 16

タイトル作のみ20世紀(96年)の作品で、あとは皆21世紀作。世紀が変わって、飛躍的に作画が上達していることがよくわかる。






Last updated  2020/07/22 12:09:15 AM
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カテゴリ:活字
渡辺ペコ「1122 (7)」

完結。
美月夫婦は夫が家庭を顧みるようになって修復し、一子が礼と別れて二也と一子も元の鞘に納まった。二人は一子の提案で不妊治療を開始するも上手く行かず、急転直下、離婚。一子曰く、夫婦という関係がもう重荷になってしまった。
しかし、一子の母親の死をきっかけに、二人はまた共に暮らし始める。
夫婦とは何なのかを改めて考えさせられる、ある意味問題作。
現実に一子のようなタイプの女性がいると魅力を感じるだろうが、長く時間を共有しているうちに、面倒な女と思い始めるような気がする。






Last updated  2020/07/22 12:00:44 AM
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2020/07/18
カテゴリ:活字
和山やま「女の園の星 (1)」

2020年7月初版第1刷。祥伝社。「FEEL YOUNG」(祥伝社)に連載中。
「夢中さ、きみに」で漫画賞を総なめにした和山の、初の連載作品。今回の舞台は女子校。「夢中さ、きみに」同様、癖になる面白さ。
白眉は、作中で漫画家志望の生徒、松岡が描いた漫画「エターナル・カオル」で、そのぶっ飛びぶりは、「女子高生の無駄づかい」の菊池茜作「泡沫に囚われて」に肉薄する。






Last updated  2020/07/18 11:22:06 PM
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2020/07/16
カテゴリ:活字
衿沢世衣子「光の箱」

2020年7月初版第1刷。小学館。2018年から2020年にかけて「増刊flowers」に掲載された。
あの世とこの世の間にあるコンビニを舞台とする連作短編集。作者得意の、奇妙な味わいのSF。ここまでくると、もはや職人芸。安心の衿沢ブランド。






Last updated  2020/07/16 11:43:13 PM
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