2012/11/10(土)14:07
私の弟でいてくれて ありがとう
大変ご無沙汰し また ご心配をおかけし
申し訳ありませんでした。
突然 弟が、旅行先の中国で息を引き取ってから、
随分 時間が流れたように思いますが、1ヶ月半になります。
人は、待つ時間や大変な時間は、長く感じるもので
私もそうでした。
受け入れられない現実を 突然たたきつけられて
ただただ 打ちのめされていました。
でも ずっと 中学時代の同窓生が 毎日のように
ただ さりげないメールを 送ってくれて
そして テジョンの美しい紅葉によって
癒されて 激しく動揺していた心が 落ち着きを取り戻しつつあるようです。
<同窓生は、弟の葬儀にもかけつけてくれた。
私にとって 弟は、いてくれるだけで 頼りになる存在で
きっと それは私だけでなく、母や妹、弟の周りのみんながそうだったと思う。
短気ですぐカッとなるけど、情が深くって 涙もろい一面もあって
子供が好きで 得意の空手を仕事の合間をぬって 子供達に教えてました。
受けないおやじギャクを言っては、自分一人 受けて笑ってる...
その笑い顔が ほんとうに楽しそうで ついつられて笑ってしまう
そんな性格が みんなに愛されていたようです。
葬儀には、たくさんの方が かけつけてくれました。
私が日本に帰ると必ず弟妹が集まって 一緒に食事をとるのが もうすっかり習慣になって...
仕事が忙しくって当日無理でも なんとか時間を作って来てくれた弟でした。
そんな弟がいてくれたからこそ、私は両親を弟に託して 韓国に渡れたし
韓国で頑張れたんだと思ってる
前向きに生きようと 努力していた私でも 今回は面食らって
どうしょうもできないむなしさで やりきれない日々を過ごしてました。
日本に行けば、韓国に残して来た子供達が心配で、
韓国に戻れば、日本にいる年老いた母や、弟の遺族が心配で
何もしてあげられないことが 更に自分を責め
弟にも もっといろいろしてあげたかった思いから
どうしても無気力になってしまう...
これじゃ、いけないって 分かってても
どうしょうもできない そんな状態でこのブログも更新できませんでした。
まだまだ 時間が必要かもしれないけど
もしかしたら 私が生きてる間 ずっとかもしれないけど
それはそれでいい。
それだけ 私にとって 大事な弟だったのだと
今更ながら 分かるから
今は、私の弟として今まででも いてくれたことを感謝しています。
弟がいなかったら、私は今までのような時間を 過ごせなかったし
今の自分もなかったと思う
いろいろ残された者への課題もあるけど
もう、ただ無理なく 自分を虐げずに 毎日来る時間を大事に過ごそうと思う...
朝夕、冷え込むようになりました。
風邪をひかないよう 体をいたわって お過ごしください。
マウミ