Mauna-uluのわがままな時間

[大地のめぐみ] カテゴリの記事

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• Only one

  この時期おいしい果物…梨。私の住むこの辺りは梨の産地で、この辺りで採れる梨は志太梨といいます。私の通っていた中学校の周辺には梨畑が広がり、春、梨の白い花が一面に咲く風景を教室の窓から見て育ちました。だから。。。という訳ではないけど、甘くてジューシーな梨が大好きです。１０数年前、父が孫たちのために梨の木を数本植えました。梨の栽培は受粉やその後の管理などとても大変らしく、店先に並ぶような大きな梨は思うようにはできませんでした。やっと大きく育った数少ない梨も鳥に食べられてしまって、なかなか私たちの口には入りません。そのため最近は梨の木はほったらかしにされています。そんな梨の木に今年、たったひとつだけ大きな梨が実りました。春にはたくさんの白い花が咲き、そのうち幾つかは小さな実をつけました。でもいつの間にかまたしても鳥にやられ、今年は絶望と思っていたのに。。。鳥も見逃したのか、枝の先の方にひとつだけ生き残った梨は、無事に大きく成長しました。そして収穫されたたったひとつの梨。梨の木一本分の養分を最後まで独り占めして大きくなった梨。形は悪いけど、どんなに甘くておいしいんだろう・・・？でも。。。食べられない。。。何かもったいないというか、かわいそうというか。。。食べられない。。。この梨、いったい誰の口に入るんだろう。。。

  2006年09月17日

• 稲刈り

  先週の日曜日、無事稲刈りが終わりました。とってもいいお天気で、気温も久しぶりに３０度を超しました。もう秋だというのに、また夏に逆戻りしたかのようなとても暑い日でした。稲刈り…と言っても、ウチは知り合いにお願いして大型のコンバインで一気に刈ってもらうので、ウチでやることと言ったら、田んぼの四隅の稲を刈っておくことくらい。。。私の仕事は、休憩の時に冷たい飲み物とお茶菓子を用意する事と、あとは見物。。。午前中から始まった稲刈りも２～３時間程で無事完了。暑い中、本当にご苦労さまでした。そして今週水曜日、乾燥を終えたお米（玄米）を引き取りに行ってきました。今年の収穫は例年通り、１７俵ほどのおいしいコシヒカリが出来ました。収穫したお米はウチと兄家族（２家族）で食べるほか、親戚や知り合いの方に販売しています。お世辞かもしれないけど、『おいしい』となかなか好評なんですよ。新米はもちろんのこと、精米したてのお米は確かにおいしいです。（ウチで精米してます）今年の新米はまだ食べてないから、おいしい新米が楽しみで～す。　　　　　＊　＊　＊　＊　＊先日のブログ、子供のころ稲刈り後の田んぼで遊んだことについてコメントありがとう。やっぱりみんな何かしらの思い出はあるものなのね。まぁ、たしかにＴ塚は横浜と言っても田んぼ多いもんね。。。（このコメントは想定内）でもＫ崎にまだ田んぼがあるっていうのはちょっとビックリ。。。育った場所は違っても、同じような思い出があるって何かいいよね。TOKIOの『鉄腕DASH』のDASH村が３０～４０歳代に人気があるってわかる気がする。みんな心の中にある懐かしい思い出を番組を見ることで追体験してるんだと思う。これからもDASH村ならぬ、Mauna-ulu村から懐かしい風景や出来事を発信していきま～す。

  2006年09月16日

• もうすぐ。。。

  夏休みも終わり、もうカレンダーは９月。最近は窓からの風も急に涼しくなり、早くも秋の訪れを感じています。夜になるとコオロギや鈴虫の鳴く声が心地よい秋風にのって聞こえてきます。今までは冷房で閉めきっていた窓を開けて、秋の音と風を楽しめる季節になりました。そして黄色に色づいた田んぼには、無数のトンボ。私が田んぼで小さな稲の花を見つけたのが７月の終わり。まぶしいほどの緑の中に咲いた小さな白い花がとてもきれいでした。それからの１ヶ月で稲はぐんぐんと成長を続けていきました。緑の稲穂が徐々に膨らみ、その中ではちゃんとお米１粒１粒が成長を続けていました。お盆すぎ、トンボが飛びはじめる頃になると稲穂は徐々に黄色く色づいていきました。そして今、おいしいお米をしっかりと包み込んだ稲穂は黄金色に色づき、重そうに頭を垂れています。我が家ではあと１週間ほどで稲刈りです。秋の到来を一番実感するとき。。。それはピカピカに白く輝くおいしい新米を食べた時に違いありません。

  2006年09月02日

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  ちいさな稲の花

  やっと梅雨が明けたのに昨夜は雨今日は今にも雨が降り出しそうなくもり空。でも涼しくて過ごしやすい一日でした。５月中旬の田植えから２ヶ月、腰丈ほどに成長しました。稲の緑のじゅうたんが風に揺れ、暑い夏の日でも涼やかな気持ちにさせてくれます。今年は雨が多く成長もよいとは言えませんが、茎も膨らみ始め出穂の準備ができたようです。そのなかにひと足早く小さな花をつけた稲を見つけました。稲の花って見たことありますか？稲の花は、出穂してからほんの数日間だけ見ることができます。それも一日のうち、花が咲いているのは気温のあがったほんの１～２時間だけ。上の写真のとおり、小さくてとても繊細な花なのです。こんな小さな花はわずかな開花時間のなかで雌しべは雄しべの花粉をしっかりと受け止め、後においしいお米となるのです。出穂に時期になると、田んぼに雀除けの黄色いロープ（糸？）を張ります。これは、少しずつ膨らんでいく稲穂をすずめなどの鳥に食べられないようにするためです。キラキラ光る金や銀色のテープを張るところもあるようです。ロープを張るだけの単純な作業ですが、広い田んぼに張るとなると結構な重労働です。我が家は父がロープを持って田んぼの中を歩いてくれました。私は畦道でロープの片端を引っ張るお手伝い。雀が来ないようにと、私は微力ながら雀たちに睨みをきかせておきました。稲刈りまであと２ヶ月。雀たちや台風に負けないで、おいしいお米ができますように 　すずめさん、食べちゃダメよ！

  2006年07月31日

• まんまる

  ズッキーニ・キュウリに続き、ナスも採れはじめました。今年はおなじみの千両ナスの他に丸ナスと米ナスも作っています。丸ナスはその名の通り、まんまるでとっても可愛い。むらさきのお肌はツルツル＆ツヤツヤで、何とも愛らしい。。。見た目だけですっかり気に入ってしまいました。中身は千両ナスに比べ水分が少なく密度が濃いのでずっしりと重いです。火を通すと甘さも濃く、とてもおいしいです。すこし硬いので、焼きナスや揚げナスにするよりも煮込んだ方がよさそうです。ひき肉を詰めてトマトソースで煮込んだり、ラザニア風にしたり。和風のおだしで煮込むのもいいかもしれません。この夏は、丸ナスのおいしい食べ方を研究してみようと思います。しかし夏の日差しに輝く採れたてのナスは本当に美しいです。スーパーに並んでいるナスを見慣れていたので、今さらながらこの美しさに惚れ惚れしています。ナスのように”赤みのかかった紺色”を『茄子紺』と言い、日本独自の色彩だそうです。昔の人もきっとナスの美しさに魅了されて『茄子紺』と名づけたのでしょうね。

  2006年07月01日

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  春の香りの正体は・・・？

  毎年ＧＷの頃、庭先に出るとどこからか花のいい香りが漂ってきます。いつも『何の花の香りなんだろう？』と思っていましたが、今年その香りの正体が判明しました。春先のいい香りの正体は・・・甘夏みかんの花でした上の写真は５月中旬に撮ったものです。この春、新しく伸びた枝のやわらかく鮮やかな新葉の中に咲く小さな白い花がキュートです。その花の香りは、ほのかに甘く爽やかな春らしい香りでした。今年は初挑戦したオレンジピールが好評で、例年以上に大人気だった甘夏みかん。惜しまれつつも終わってしまった甘夏みかんが、最後の収穫からそんなに日も経っていないのにもかかわらず、今度は花のいい香りで楽しませてくれてたなんてよくよく考えてみると私は昔から柑橘系の香りが好きだったようです。大学に入ったばかりの頃、お気に入りだったコロンは資○堂”オーチャードストーリー　マンダリン”でした。今でもあのコロンの爽やかな香りを覚えています。懐かしいなぁ～そして白い花が散った現在は・・・もう小さな実をつけています。　　　　　 まだ直径１ｃｍほどの赤ちゃんみかんですが、太陽の日をたっぷりと浴び、大地からの栄養をたっぷり吸ってゆっくりと時間をかけて大きくなっていくんですね。来年もまた大きくておいしい甘夏みかんがたくさん採れますように。。。今からもう、甘くてジューシーな果肉とほろにがピールが待ち遠しいです

  2006年06月14日

• 夏野菜たち

  だんだん夏が近づいてきて、夏野菜が採れ始めました。先週、じゃがいもとたまねぎの収穫をしました。この春は気候が良くなかったので、例年よりも約１ヶ月遅い収穫になりました。それでも今年はあまり出来が良くなく、小ぶりなものが目立ちました。でもここ最近の良いお天気のおかげで夏野菜たちは順調に成長し、ズッキーニ・キュウリ・ガーキン（ピクルス用キュウリ）が採れ始めました。写真は今日採れた夏野菜たちです。これ以外にも、ナス・米ナス・ゴーヤ・かぼちゃ・インゲン・黒豆・小松菜・野沢菜・水菜・ルッコラ・バジル・コリアンダー・ディルなどたくさんの野菜やハーブたちが太陽の光をいっぱい浴びてグングン成長しています。夏から秋にかけての収穫が楽しみです。早く大きくな～れ！！最近、食育やマクロビオティックなどに興味があり、いろいろ調べています。と言うのも、採れたて野菜や旬の食材の美味しさ・ありがたさを改めて感じているからです。ここ静岡の地に生まれ、田んぼも畑もある我が家で育ったんだから、幼い頃からいつも新鮮な採れたて野菜や旬の食材を食べていたはずなのに。。。十数年間の都会生活を経て、自然豊かなここ静岡に帰ってきたからこそ感じるのかもしれません。一年中いつでもスーパーに並んでいる野菜よりも、自分の住む土地で育まれた旬の採れたて野菜、できれば自分で育てた野菜を食べることは、身体と心の栄養になると思うのです。明日、数組の親子がじゃがいも掘り体験に来る予定です。泥んこになって土の中から自分で掘り出したじゃがいもはきっと美味しいはず。明日のじゃがいも掘り、楽しんでくれるといいな

  2006年06月04日

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  お米作り　～田植え～

  先週末あたりからあちこちに田んぼで田植えが始まりました。我が家も今週は田植えで大忙しでしたあまりたくさんではないけど、毎年我が家はこしひかりを作っています。自宅用と兄家族（２家族）の分、それ以外に親戚や知り合いにすこし販売する程度の量だけど、やはり田植えは大変な重労働ですと言っても、実際の田植え作業は父が田植え機で全部やってくれるので、私たちは苗を田んぼに運んだり、苗のケースを洗うくらいしかできないんだけど。。。母と義姉と私でお手伝いしました。一輪車に苗の植えられたケースをいくつも積んで田んぼまで何往復も…少しでも運ぶ回数を減らそうとたくさん一輪車に乗せるのでバランスとりながら運ぶのが大変！父が苗を植えている間は、田んぼ横の用水路に屈み込んで苗のケースを何枚も洗いました。そして昨日、今年の田植えが無事終わりました終わってみると腕やら腰やら身体じゅうが筋肉痛で痛タタァ～しかし父は一人でぬかるんだ田んぼの中を歩き回って植えたのにぜんぜん平気な様子。。。やはり農業って体力使うから自然と身体が鍛えられてるのかな？まっ、私のこの筋肉痛も秋においしい新米を収穫するためのうれしい痛みです。こうして田植えを手伝ってみると毎日食べるおいしいお米を作ってくれている父のありがたさを改めて感じます。おいしいお米をありがとう　田植え、ご苦労さまでした 　　　　 昔は苗も自家栽培でした！　　　　　　　　　もうすぐズッキーニも収穫できます！（写真はＪＡ育苗センター）

  2006年05月18日

• れんげ畑

  もう桜の季節は終わってしまったけど、今そちこちの田んぼはれんげの花が満開です。れんげの花が満開になると、子供の頃、学校の帰り道に満開のれんげ畑のなかを友達と歩いて帰ったことを思い出します。れんげ畑のなかに座り込んでれんげの花飾りを作ったり、れんげ畑に寝転んだり。。。家に着く頃には、白い靴が緑色に染まってしまい怒られちゃうけど、毎日毎日れんげ畑のなかを歩いて帰ったものでした。楽しかったなぁ～最近はそんな子供達の姿もあまり見かけなくなってしまったけど、先週の日曜日、うちの田んぼのれんげ畑で遊ぶ女の子達の姿を見かけました。そんな光景って何か平和であったかい気持ちになります。子供の頃は春になれば田んぼにれんげが咲くのは当たり前だと思っていたけど、大きくなってかられんげの種をまいていると知ってビックリしました。田植え前の田んぼにれんげを咲かせることによって土中にたっぷりと窒素をたくわえる、つまりれんげはおいしいお米を作るための肥料なのです。正直、○kg入りのれんげの種を見たときはちょっとショックだったけど。。。今年もうちの田んぼはれんげの花が満開でした。そんなれんげのおかげで秋にはきっとおいしいお米ができることでしょう！

  2006年04月12日

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  これ、何の花？

  とっても小さいピンクの花が可憐なこの花は、一体何の花でしょう？正解は・・・なんとコリアンダー（香菜・パクチー）タイ料理やメキシカンなどには欠かせないハーブだけど、『カメムシの臭いがする』ってみんなに嫌われちゃうコリアンダー。好きな人にはたまらないけど、確かにいい匂いではない。それなのにコリアンダーの花ってこんなにかわいいの。ちょっと意外でしょ？昨年の夏から大活躍だったコリアンダーも大きくなりすぎて、今はお花が満開今は可憐なお花を楽しみつつ、種（コリアンダーシード）ができるのを待ってます。種は栽培用と料理・製菓用として保存します。種を採ったあとは、根っこを冷凍保存しておけばトムヤンクンなどのスープをはじめタイ料理のダシとして使えます。家で栽培すると手はかかるけど、こうやっていろんな使い方ができるからいいんです　 上の写真は、コリアンダー同様に大活躍してくれたルッコラ（白）と水菜（黄）。年末年始の野菜高騰の時期も我が家のハウス内でスクスク育ち、以前紹介した『自家製野菜とくるみのサラダ』などいろいろ楽しむことができました。今我が家のハウスの中はこの冬大活躍した野菜たちが役目を終え、最後にキレイな花を咲かせています。これぞまさに”有終の美”寒い冬をじっと我慢した桜の花もキレイだけど、私はハウスの中で咲く花たちの方が美しく、そして愛しく感じるのです。ありがとう

  2006年03月22日

• 今日からスタートです！

  私もブログを始めようと、昨日このページを開設しました。昨夜はいろいろと使い方を調べながら、一生懸命日記を書き込みました。やっと完成したので登録ボタンをポチッ！・・・『サーバーメンテナンスのため・・・』せっかく書き込んだ日記はどこかへ消えてしまいました。ガッカリ。。。という訳で、改めて今日からスタートです。でも、２年前に買った”５年日記”も数ヶ月で挫折してしまった私がちゃんと続けられるか不安だけど、気張らずに自分のペースで私の毎日を綴っていけたらいいなと思ってます。さて、でははじめますかっ！我が家では、毎年１１月になると野沢菜を漬け込みます。数年前、父母が野沢菜漬けを作ってＪＡ祭に出品したのが好評だったらしく、それから毎年作るようになりました。今日、今年の野沢菜を漬け込みました。昨日、５０ｃｍ程に成長したものを収穫し、洗って干しておきました。一晩たってしんなりした野沢菜を漬物樽にキレイに並べ、一段ごとに調味塩を振りかけていきます。（我が家は、野沢菜１０ｋｇに対して調味塩４０ｇ）この作業を樽がいっぱいになるまで繰り返していき、最後に野沢菜の２倍の重さの漬物石をのせて漬け込みました。３時間後にはすこしづつ水が出始め、高さは半分位になっていました。このまま１週間ほど漬け込めば、野沢菜漬けの出来上がりです。今日は全部で５７ｋｇの野沢菜を漬け込みました。昨日から野沢菜を洗ったり、漬け込んだりと腰を曲げての作業が続いたので腰と背中が痛いです。でもこの苦労があるからこそ、おいしい野沢菜漬けが食べられるのです。まして自分で作ったものは何よりもおいしい。炊きたてごはんのおむすびを野沢菜漬の葉で巻いてパクリっ！ん～、おいしそう～！！はやく食べたいよ～。こうやって何かを作ったり、食べたとき・・・大地のめぐみに感謝！です。

  2005年11月06日

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