フランスのすみっこに暮らす

2021/10/13(水)16:24

栗なのか栃なのか

フランスことば(3)

日本はまだまだ暑い日も多いと聞くが フランスはもう寒い。 少なくとも、我が地域は。。。。。 今朝も4℃、、、みたいな冬気温で もう薄めのダウンコートを着込まないと寒くて外には出られない気候。 この季節になると、街のあちこちで栗みたいな実が ボトボトと落ちてくるのだけど、栗とはちょっと違うなー 殻のイガイガが、なんていうか、ドラゴンフルーツみたいで 栗のイガイガとはちゃうもんなー なんなんやろ、、、、と思っていた。 先日、旦那と道を歩いてた時に これってシャターニュ(栗)なんか?と聞いてみたら これはマロニエの木のマロンやと言った。 マロン?マロンってことは栗やんか。 シャターニュとマロンはどうちがうんか? とそう聞くも、マロンとシャターニュは違う。 シャターニュは秋になったらふかしたり焼いたりして食べれるけど マロンは渋すぎて食べられへん。 マロンを調理するのは大変なんやで。とのこと。 ほな、マロングラッセはなんなん?と言うと マロングラッセはシャターニュのシロップ煮けやというではないか。 もう、意味が分からん。 少し調べてみると、マロンはマロニエの木の実で 日本語でいう『栃の実』らしい。 シャターニュは『栗』。 でも、マロングラッセはシャターニュのシロップ煮。 どういうことなのか、ルーツを辿ったら答えが出るのかもしれんが これ以上掘る気力はない。 C'est comme ça!(そういうものやねん)と言われることがホンマに多いフランス語。 頭が痛いことこの上ない。

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