2024/04/10(水)11:40
リアルヴィンテージのセリーヌのコート
アンティークとは制作から100年以上経過した物、ヴィンテージとは30年以上経過した物、という定義なのでまだ本当のヴィンテージになるにはあと数年必要なのですが、私のリアルヴィンテージを紹介します。
(ハンガーの形で肩が角ばってますがラグランです)
こちらで触れた通りロゴ物は苦手なのですが、このコートだけは別腹。
購入したのは2001年。
当時パリに住んでいたのですが、本帰国の3日前にパリの高級住宅街16区にあった凱旋門近くのセリーヌで出会いました。(今はないAv.Victor Hugoにあった店舗)
1番小さい36サイズでもオーバーサイズで大きかったのですが、セールで安かったので即決。
帰国前だったので正規でお直しをお願いする時間はなく、近所のお直し屋さんが特急でやってくれるとのことでお願いしました。
そしたらロゴの上にミシンが通ってしまったのですが、見えないからいいやと思ってこのまま着てます😅
外でコートを預ける場所に行く時は着ないようにしてます。
柄物で汚れが目立ち辛いことと、若い時色々気にしなかったのでクリーニングにあまり出さなかったら首元にしっかり汗染みが出ちゃってます😢
1度『どんな汚れも落としてみせます!』がウリのクリーニング屋にお願いしたことがあったのですが、気合が入り過ぎてる汚れの為受け付けて貰えませんでした。
(汗染みを抜く時に柄の色も抜けてしまう可能性が高いとのことでした)
外からは見えないので普通のクリーニングには出しますが、このまま着てます。
畳んでもシワにならないし汚れ目立たないしで、1枚の羽織り物って年間でも着れる時期短いのですが着ない年はない愛用品です。
以前はセリーヌで革製品でもこの柄が多用されてましたが最近見かけなくなった気がするので、よりビンテージ感出てきたかな、と密かに安堵しております。
リアルビンテージで20年以上愛用しているアイテムは他にもありました。
1999年にパリのCOMME des GARCONSで購入したTシャツ素材のマキシワンピース。
シンプルな形と色が気に入ってたのですが、色褪せ等が気になり途中から部屋着にし、夏には毎年着ていました。
この写真は背中部分で前はボートネック、後ろは少し深めに開いていてギャルソンっぼさはないのですが形も綺麗。
が、頻繁に着る部屋着で洗濯の度にちょいちょいほつれるようになり、同色の糸を買ってその度に縫っていたのですが、とうとう限界を迎え去年泣く泣く処分しました。(風水的に着ない物はすぐ処分する。ありがとうと言ってゴミ箱に入れます。)
20年以上着続けているのは今はこのセリーヌだけな気がしますが、15年以上選手は結構あります。
当たり前ですが着る回数がそれほどないとコンディションも良いですね。
15年以上のアイテムはまたの機会に紹介します。
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