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司法試験

2009年12月17日
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カテゴリ:司法試験


お久しぶりです。
弁護士になって戻って参りました。

今日は、弁護士になるための最後の関門、二回試験(司法研修所卒業試験)についてお話しします。

現在、弁護士になるためには、法科大学院入試に合格し、新司法試験に合格し、二回試験mに合格するのが一般的なルートです。

そして、世間一般では、司法試験が弁護士になるための一番の山であるように思われていますし、実際、一番合格しづらいのは司法試験です。

しかし、二回試験も辛い試験でありました。

まず、試験時間が長いです。
1科目当たり、10時20分から17時50分まであり、それが5日間あります。
つまり、7.5時間×5=37.5時間という超長丁場の試験です。

試験内容は、具体的には書けませんが、100頁弱の記録を元に、手書きで書面を作成します。手書きなので、肉体的な疲労もあります。

さらに、不合格になったときのリスクは大きいです。
なまじ合格率が高いため、普通は二回試験の合格前に就職活動をして内定をもらうのが一般的です。しかし、もし二回試験に落ちれば弁護士にはなれないため、内定は取り消されることが多いのです。
仮に、内定が取り消されなくても、次の二回試験までは無給ということになります。

そして、精神的プレッシャーはかなり大きいです。
内定取消・長期間無給のリスクを負いながらの試験は緊張します。
大学生の方で言えば、大学4年の3月に卒業試験があって、卒業試験に合格しないと、それまでどんなに優秀な成績でも、卒業不可になるようなものなのです。

それに、合格率97%といえば、普通にやっていれば落ちない試験なのですが、書いたら一発で不合格となる事項や、逆に絶対書いていないと一発で不合格になる事項が有ると言われており、試験中、自分がそのような重大なミスをやらかしていないかという不安を抱えながら受験します。しかも、1科目でも不合格だと、他の科目がどんなに良くても救済されないので、そのプレッシャーは科目ごとにかかってきます。

あと、試験時間が7時間30分あることから想像していただけますように、答案用紙はA4で、30~50枚くらいになります。なので、答案完成後、試験時間中に紐で綴らないとやはり一発不合格になります。
このプレッシャーも結構きついです。

このように、二回試験もなかなか大変な試験です。
もちろん、プロとして仕事に就くための試験である以上、肉体的にも精神的にも大変な試験でなければならないというご意見もあるでしょうし、私もそう思います。
あくまで、二回試験というものがどういうものかを知って頂きたくて、この文章を作成しました。




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最終更新日  2009年12月17日 01時28分06秒


2008年09月22日
カテゴリ:司法試験


昨日までで、私が新司法試験の勉強で使った本のご紹介をいたしました。
しかし、まだ漏れてしまった本があるので、補足させていただきます。

<使っていたが、ご紹介できなかった本>

まず、「ケースブックは使わなかったのか?」と言う疑問をお持ちの方も多いと思います。実はケースブックは、法科大学院の授業で教材として使われた科目があるので、守秘義務の関係上、どの科目のケースブックを使ったのかすら申し上げられません。
ですから、ケースブックについては、一切言及できませんのでご了承ください。

また、「民事訴訟第一審手続の解説(4訂)」のように、法曹会の出版で、かつ予備校の購買ですら見つけるのが困難な本もご紹介していませんが、内容は秀逸なので、使っていました。

<労働法>
私は、法科大学院1年目までは労働法選択でしたので、一応労働法の本も持っておりました。
結局、労働法ではなく倒産法で受験したので、あまり信頼度は無いかも知れませんが、一応ご紹介します。

まず読んだ本は↓です。


労働法第2版

やはり、伊藤塾の入門書は読みやすいです。
まずは、この本から入るのが良いと思います。

この本で慣れたら、↓の基本書です。


労働法第8版

労働法の第一人者、菅野先生の本です。
あまりに厚くて、通読は不可能でしたから、辞書代わりに使っていました。


そして、問題演習には↓の本を使いました。


ウォッチング労働法第2版

<買っていたが、ご紹介できない本>
なお、当然のことながら、買ったものの満足できなかった本も若干有ります。
しかし、こういう公開の場ではご紹介できないのは、お察しください。

これで、以上です。


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最終更新日  2008年09月22日 21時01分37秒
2008年09月21日
カテゴリ:司法試験

最後に、倒産法です。
新司法試験の科目で言う倒産法は破産法・民事再生法なので、この二法の本についてお話します。


破産法・民事再生法

まずは、伊藤眞先生の本です。
倒産法選択者で、この本を持っていない方は居ないでしょう。(なお、私が買った時には、民事再生法の記述は無く、書名も「破産法」でした)
ただ、これは行政法で言えば塩野先生の本のレベルであり、この本をいきなり読むことは難しいです。

まずは、予備校本で、かつ入門編の本から入ると良いと思います。


基礎倒産法


倒産法第2版

この二つのうち、どちらかを読むのが良いと思います。

あと、「民事手続法入門」の倒産法部分を読むのも良いでしょう。


民事手続法入門第2版


そして、少し慣れてきたら、予備校本のうちの高度な本を読みましょう。

Cーbook倒産法

倒産法のシケタイというべき本です。
この本を条文を引きつつ読むと良いと思います。

そうして倒産法になれてきたら問題演習です。
まずは、この本をオススメします。


新・破産から民法がみえる

この本は、文字通り民法と破産を関連づけて解説してくれる本です。
民法を絡めるので、とっつきやすいイメージがあります。


破産法

論点講義シリーズの破産法編です。
一見、予備校本っぽいですが、学者先生の書かれた、ケーススタディ重視の本です。


最後の仕上げに、ロースクール倒産法です。


ロースクール倒産法第2版

この問題を解ければ、もう倒産法は安心です。

あと、「一問一答民事再生法」も買いましたが、今は品薄らしいです。

やはり、倒産法は一から自分で勉強しなければいけないので、本も膨大になりました。


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最終更新日  2008年09月21日 14時23分16秒
2008年09月20日
カテゴリ:司法試験


今回は、行政法の本についてお話します。
私は、大学法学部時代には、行政法にほとんど触れてこなかったので、かなり苦労しました。

まず、利用した本は、「伊藤塾の『行政法』攻略ゼミ」 なのですが、今は品薄らしいです。
この本は、初心者に非常に有用なので、残念です。

もう一つ初心者向けの本として、↓の本があります。


はじめて学ぶプロゼミ行政法(10)改訂版

ただ、正直言って、これでも初心者には難しいと思います。私も、法科大学院に入学して半年間は、プロゼミ行政法を読むのも苦労しました。頑張ってお読みになってください。

多少行政法に慣れてきたら、予備校本に目を通すと良いでしょう。


行政法第2版

そうして、行政法の苦手意識を取り去ったら、初めて基本書に入りましょう。


行政法(2)第4版

やはり、行政法と言ったら塩野先生の本が定評があります。
大変難しいですが、この本を使いこなせるようになったら、もう行政法は完璧です。

なお、いきなり塩野先生では抵抗があるという方は、藤田先生の「行政法入門」も良いでしょう(私は読んだことがないのですが)


行政法入門第5版


これは、あくまで法科大学院入試まで行政法に触れてこなかった向けの話です。
今は、大学1年生から行政法を学ぶ方も多いと思いますので、そういう方はいきなり「行政法入門」からでも大丈夫かも知れません。



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最終更新日  2008年09月20日 20時01分39秒
カテゴリ:司法試験


今回も引き続き、新司法試験の勉強で使った本をご紹介します。
今回は、司法試験科目で言うところの「商法」です。
具体的には、会社法・手形小切手法・商法総則商行為法です。

<会社法>
会社法は、司法試験受験勉強中に法改正があったので、本もおのずと多くなってしまいました。


リーガルマインド会社法第11版

司法試験の勉強を始めた頃、買った本です(もちろん、版はずっと前のものですが)。
当時は、会社法といえば弥永先生の本を買う人がほとんどでした。
しかし、内容が高度で初心者の私には辛かったです。
ということで、ほとんど読みませんでした。

結局、予備校テキスト・予備校本で勉強しているうちに、会社法が改正されました。
その時に紹介されたのが、神田先生の本です。


会社法第10版

これは、基本書としては極めて薄く、平易な書き方をしているので、読みやすい本です。薄い分、条文の紹介だけで終わっており、論文対策には足りないと指摘する方もいらっしゃいますが、会社法は条文を追うだけで大変なので、試験対策だけを考えれば、基本書はこれで十分でしょう。あとは判例百選で補えば大丈夫だと思います。

あと、旧会社法を知っている方は、一問一答で改正の趣旨を学ぶと、理解が深まります。


一問一答新・会社法


勿論、旧会社法を知らない人も、改正の趣旨を知っていれば、趣旨からの論述の助けになりますので、神田先生の本で基本を学ばれたあと、お読みになるといいかも知れません。

あと、忘れてはいけないのが「新・会社法100問」なのですが、どうも品薄らしいので、割愛します。

なお、会社法短答は、類似の制度間での相違点を聞いてくることが極めて多いので、短答対策として↓の本を買いました。

会社法マスター115講座第2版

これは、類似の制度を図表にして分かりやすくまとめているので、短答対策には最適でした。

<手形小切手法>
手形小切手法も、初めは弥永先生の本でしたが、やはり初心者にはとっつきにくかったです。
そこで、書研(総研)の「手形法小切手法講義案」を買いましたが、現在品薄らしいので、割愛します。
まあ、債権電子化が予定されている現在、手形や小切手の重要性が急速に失われているため、新司法試験でも実務でも、手形小切手法はあまり重要ではなくなりました。
なので、学部や法科大学院の授業をひととおり受ければ十分でしょう。

<商法総則商行為>

商法総則商行為も、初めは弥永先生の本でしたが、やはり初心者にはとっつきにくかったです。
そこで、↓の本を買いました。


商法総則・商行為法第5版補訂版

これは、縦書きであると言うことを除けば、読みやすい本です。
私としては、こちらをオススメします。

なお、商法総則・商行為法は、旧司法試験ではめったに出題されず、日陰の身でした。しかし、いつ商法総則・商行為法がメインで出題されるかは分かりません。
いつ出題されても、最低限のことは書けるようにしておくべきです。



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最終更新日  2008年09月26日 19時24分31秒
2008年09月17日
カテゴリ:司法試験


今回も、新司法試験の勉強で使った本をご紹介いたします。

<民訴>


民事訴訟法第5版

司法試験勉強を始めた頃に買った本です。
内容が高度すぎて、私はほとんど読みませんでした。

そこで、私は、司法協会・裁判所職員総合研修所監修「民事訴訟法講義案」という本を買いました。(アフィリエイトリンクはありませんでした)
昔は、「裁判所書記官研修所監修」だったので、通称「書研」(又は現在の監修に合わせて「総研」)と言います。
これは、本文に書いてある内容は平易で、高度な内容は脚注でフォローしてくれますので、初心者から上級者まで使える本です。
しかも書き方も極めて分かりやすく、掲載された図表のまとめ方は天下一品です。
民事訴訟法を学ばれる方は、こちらの本をオススメします。
普通の本屋には置いていないことが多いので、大学の生協か、司法試験予備校の購買で探してみてください。

<要件事実>
新司法試験では、要件事実の基礎の理解が求められますので、要件事実も勉強しておかなくてはなりません。

まずは、「問題研究 要件事実」という本をオススメします(通称「問題研究」)。(アフィリエイトリンクはありませんでした)
この本は、本当に要件事実の基礎の基礎から分かりやすく書いてくれてあるので、要件事実を全くやったことが無い方は、こちらから始めるといいでしょう。

次に良く買われる本としては「紛争類型別の要件事実」があります(通称「類型別」)。(アフィリエイトリンクはありませんでした。)
これは、本当に細かいところまで掲載されていますので、辞書代わりにするのが良いでしょう。ただし、新司法試験出題趣旨・ヒアリングによれば「要件事実は丸暗記するものではない」ということが強調されているので、この内容を全て暗記しないと新司法試験に受からないというものではありません。

また、要件事実を、問題を通じて考えてみたっかたので、↓の本も買いました。

ゼミナール要件事実(2)

この本は、旧司法試験過去問を要件事実の観点から解説したものです。
旧司法試験という、これ以上無い良問で要件事実を勉強できるので、重宝しました。

<刑事訴訟法>


刑事訴訟法第4版補正版

刑事訴訟法は、旧司法試験・新司法試験通じて、この田口先生の本だけ使っていました。
学説で書くなら、これだけあれば十分でしょう。
ただし、新司法試験では段々実務説の方が書きやすくなっているような気もしますので、法科大学院の授業で、実務家の先生の御説も理解しておく必要があると思います。



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最終更新日  2008年09月17日 17時30分13秒
カテゴリ:司法試験


今回から、私が新司法試験の勉強に使った本を科目別にご紹介したいと思います。
ただ、以前にも申し上げましたように、私の通っていた法科大学院には修了生にも守秘義務を課しているため、「法科大学院の授業で、こういう風に使いました」という言い方をすることが出来ません。
なので、コメントは非常にあっさりしたものになってしまうことをご了承ください。

なお、著者の方々は大変著名な方々なのですが、敬称を略して紹介させていただくことをどうかご了承ください。


<憲法>


憲法第4版 高橋和之

多分、司法試験界では一番有名な本です。
第3版以降は憲法の権威であった芦部先生がお亡くなりになったため、高橋先生が改訂されているのですが、いゆる芦部本です。
論文を書いていて、理論や言い回しはあやふやになったときに使いました。
ただ、統治機構への言及が少ないのが欠点とされています(私はそんなに気になりませんでしたが)。


プロセス演習憲法第3版

有名な判例について百選よりも詳しく事例が載っていたり、下級審判例も載っている本です。

<民法>


民法(1)第4版

民法では一番有名な、内田先生の本です。
レイアウトは見やすいし、簡単な事例と共に説明してあるので、定評があります。みんな買っているので、私も買いました。
しかし、判例・通説というよりは、内田説とでも言うべき内容が書いてあることが多いので、個人的にはあまりオススメできません。

私としては、↓の近江先生の本をオススメします。
判例通説をきっちりまとめて下さっています。


民法講義(1)第6版

なお、家族法(親族・相続法)は↓の本を買いました。

家族法第2版

この一冊さえあれば、新司法試験はもちろん、実務でも役に立つのではないかという思わせるくらい、細かいところまで書いてあります。

<刑法>

刑法総論第3版

刑法は総論も各論も、大谷實先生の横書きの本です。
読みやすい分、ちょっとぶつ切りになりやすいところが気になりました。
縦書きの方も使えばよかったかなと思っています。




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最終更新日  2008年09月17日 09時51分11秒
2008年09月16日
カテゴリ:司法試験


今回から、私が新司法試験の勉強で使った本をご紹介いたします。
今回はアフィリエイトリンクを多用しますが、あくまで表紙の紹介のためであり、本を買う前には、必ず店頭でお手にとってチェックすることをオススメします。

その前に、私のバックグラウンドを申しますと、旧司法試験受験も複数回あり、新司法試験受験は2回です。

まず、全科目のシリーズを持っていた本をご紹介いたします。

まず、私は、旧司法試験予備校に在籍していましたので、六法(ここでは、憲法・民法・刑法・商法・民訴・刑訴を言います)については予備校のテキストとを持っていました。

そして、六法+行政法について、予備校本も持っていました。その予備校本とは、「伊藤真試験対策講座」シリーズです(通称シケタイ)。


民法総則第2版補正3版

これは、旧司法試験の勉強中には重宝しましたし、法科大学院入学後も、行政法や、会社法を買い足して使いました。
特に、学説の対立点を調べたり、自分の採る説の長所・短所を調べるのに使えました。

あと六法+行政法+倒産法を通じて、判例百選は必携でしょう。


憲法判例百選(2)第5版

判例百選も、全科目持っていました。
まずは、一通り目を通して、あとは判例の細かいところが分からなくなったときに、チェックをするという使い方をしていました。
判例は短答・論文を通じて重要なのです。

あと、六法+行政法は、短答六法も持っていました。
憲法・民法・刑法は、伊藤塾の択一マスターテキスト(予備校テキストであり、市販されていません)でした。
民訴法・刑訴法は、伊藤塾の「条文シリーズ」を持ってました。


民事訴訟法

会社法と、行政法は、辰已法律研究所の「条文判例本」を持っていました。


新司法試験短答条文・判例本(7(公法系行政法))

短答六法は、短答の勉強としては、短答の練習で間違えたところにチェックをして、あとで見返すようにしました。
論文の勉強としては、条文ごとにどんな判例があるのか、条文のどの文言で争いがあるのかをチェックするのに使いました。

なお、行政法の短答六法は、「条文から学ぶ行政救済法」も見やすくていいのですが、掲載されている条文が少ないのが欠点です。

次回は、使った本を科目ごとにご紹介いたします。




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最終更新日  2008年09月17日 10時07分29秒
カテゴリ:司法試験


「新司法試験に合格すると、すぐに弁護士になれるのですか?」と聞かれます。
実は、新司法試験に合格しても、すぐに弁護士になれるわけではありません。
そこで、今回は、新司法試験合格後のお話をしたいと思います。

新司法試験合格後は、1年間司法研修所に入ります。
司法研修所に入っている人のことを、「司法修習生」と呼びます。
ちょっと古いですが、「ビギナー」というドラマは司法修習生を題材としたものらしいです。

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なお、「司法研修所に入り」と申し上げましたが、1年間ずっと司法研修所の建物内で過ごすわけではありません。
1年のうち、10ヶ月くらいは全国の裁判所に散らばって、裁判官・検察官・弁護士の実務を研修します。これを実務修習と呼びます。
残り2ヶ月くらいは、司法研修所内で研修を受けます。これを集合修習と呼びます(旧司法試験で言う、後期修習。なお、前期修習は廃止されました)。

そして、司法研修所の卒業試験(いわゆる2回試験)に合格して、弁護士会に登録すれば弁護士になれます。検察官・裁判官も大体同じなのですが、弁護士と違って誰でもなれるわけでは無いらしいです。

ですから、新司法試験に合格すれば、すぐに弁護士になれるわけではなく、司法修習を経て、2回試験に合格して初めて弁護士になれるわけです。
なので、新司法試験に合格したからと言って、すぐに弁護士になれるわけでは無いので、事件の細かい部分まで立ち入って法律相談をお受けすることは出来ないというわけです。

どうか、ご了承ください。


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最終更新日  2008年09月16日 08時38分56秒
2008年09月15日
テーマ:ニュース(86784)
カテゴリ:司法試験


よくネットでは、「法科大学院は金持ちしか行けない」とか「経済的理由で司法試験を断念した」というご意見を拝見します。
しかし、もし、借金する勇気があるのであれば、低利率で借入をし、法科大学院に進学することは可能なのです。

私が法科大学院進学を決めた2004年5月、実家にいた僕には手元にはほとんどお金がありませんでした。手元にあるのは適性試験を受験する費用くらいだったと思います。
つまり、法科大学院入試費用すらまかなえません。
そこで、入試費用は家庭教師でまかないました。
月3万のペースで、2004年8月の入試までに9万円くらい稼げたので、入試費用と交通費・宿泊費はカバーできました。

運良く、2004年8月の入試で合格できたので、入試費用は何とかなりましたが、次は下宿探しです。
下宿は前渡家賃、仲介手数料、敷金礼金でどうしても4か月分の家賃は必要になります。
1ヶ月分を6万と安く見積もっても24万はかかります。
しかし、そんなお金は有りません。
そこで、ネットで初期費用が安いところを探しまわって、前渡家賃1ヶ月、敷金0.5ヶ月、その他は0という食事付の学生会館を見つけて決めました。ですから所期費用は15万円で済みました。
15万円なら家庭教師で何とかなるのです。
もっとも、その後学生会館は家賃の高さゆえ引き払いましたが、それは別のお話。

無事に下宿も決まりましたが、入学金・学費が払えません。
入学手続書には銀行ローンの案内が入っていましたが、利率が6~8%というありえない高さだったので困りました。
そこで、地元にある全ての銀行から資料を取り寄せて教育ローンの利率を調べ、2.875%の銀行を見つけたので借りました。

こうして下宿・学費も何とかなりましたが、一番最後に困るのが生活費です。日本学生支援機構(旧日本育英会)の入金は2005年7月ですから、2005年4~6月分の生活費がありません。実家を離れ上京する2005年4月以降はバイトが出来ませんので、生活できないのです。
そこで、家庭教師のバイトの時間を増やすと同時に、地元の市の奨学金と国民生活金融公庫の両者から借りて生活費を捻出しました。
国民生活金融公庫は2005年の3月下旬、地元の市の奨学金は同年5月に入金してくれます。
そうして、2005年7月に育英会からの奨学金を借りて今に至ります。

つまり、手元にお金が無くても法科大学院には行けるということです。
もちろん、家庭教師のバイト以外は全て借金です。
そして、三振すれば借金を返せるか分かりませんし、今の時代、受かったからといって無事に返せる訳ではありません。

ただ、奨学金と言うと日本学生支援機構しか思いつかず、それで「借金してでも新司法試験を受験したいが、当面の費用が無いから法科大学院進学を断念する」という方もきっとおられると思います。
でも、私よりはるかに優秀な方が断念するのは残念なことですし、日本にとっても大きな損失です。
ですから、もし身近に経済的な理由で断念される方がいましたら、地元の奨学金や、国民生活金融公庫という手段もあるんだということはお伝えください。
また、日本学生支援機構や国民生活金融公庫は機関保証制度もありますから、仮に保証人がいなくても貸してもらえる場合があります。

あとは、借金をするリスク・三振するリスクを負う覚悟があるかどうかだと思います。


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最終更新日  2008年09月15日 13時53分29秒

全19件 (19件中 1-10件目)

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