マックス爺のエッセイ風日記

2012/07/01(日)19:13

腹いっぱいのサクランボ(1)

生活雑記(1036)

 6月30日土曜日は走友達が主催する「みちのくラン」の日。昨年は震災のため開かれず、今年は2年ぶりの開催だった。その間に私の体調がすっかりおかしくなった。心臓は2度の不整脈手術をしても良くならず、2回目の入院時以降右足底部の痛みが消えない。たくさんの思い出があるこのマラニックだし、久しぶりに全国の走友にも会いたかった。だが、走るのは到底無理と諦めざるを得なかった。  長年の走友であるぼくし~さんも参加すると知り、ボランティアとしてお手伝いすることや、懇親会だけの出席も考えた。だが運動不足の最近はとても疲れ易く、わずかのアルコールでも直ぐに酔っぱらう。そのため、前から妻が希望していた山の温泉1泊とサクランボ狩りへ行くことにした。幸い雨は振らないみたい。後の心配は年老いた愛犬を留守番に置いて行くことだった。  ホテルの送迎バスは珍しく大型。どうやらサクランボ狩りを組み込んだ企画が当たって宿泊客が増えたため、特別にチャーターしたようだ。途中休憩した蔵の町村田の蔵の形をしたトイレでビックリ。中に入ろうとしたら何か黒いものが飛び込んで来たのだ。何と男子用トイレ洗面所の丸い照明の上に泥の巣があり、3羽のヒナが黄色いくちばしを開いていた。  まさかツバメがトイレの中に巣を作るとは。確かにここは雨も当たらず外敵も来ない。だが利用客が多いため中に入れず、何度も旋回を繰り返している親鳥が可哀想。妻は隣の物産館で、早速お土産を買った。ホテルがあるのは蔵王山中腹の1000m辺り。蔵王エコーラインは走友会の仲間と何度かトレーニングした場所だし、一昨年はここを越えて山形の蔵王温泉まで77kmの険しい山道を1人で走った。  ホテル到着は3時前。ここに泊るのは2回目だ。施設はボロだが、前回の料理は良かった。そして山の上の温泉だけに気分は最高。妻は早速温泉へ行き、私は酎ハイを飲みながら楽天の試合を観ていた。このところ好調のわが東北楽天。前日の田中に続きこの日もヒメネスで連勝。喜んで温泉へ行こうとしたのだが、妻がイアリングをバスの中に忘れたとのこと。これが「第1の事件」だった。  熱い風呂が気持ち良かった。お湯の中で痛む足をさすった。この足さえ治ればまた走れるのだが、長年の酷使で変形した足が、果たして手術で治るのかどうか。部屋に戻って一休みし、指定の時間に夕食の会場へ行った。だがテーブルの上を見てビックリ。あまりにも料理が粗末なのだ。前回とはうって違った内容は、一体どうしたのだろう。これが「第2の事件」。まあ肥満防止のため、私にはちょうど良いのだが。冷やの地酒を小さなコップでいただく。<続く> ≪ 6月の実績 ≫  ウォークのみ130km 年間累積:1078km(うちラン:242km) これまでの累積:79,223km

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