マックス爺のエッセイ風日記

2014/07/22(火)07:08

命の重さ

健康(155)

 妻の姉が認知症と診断されてから、もう1カ月ほどになる。どうやら「レビー小体型」と言うもので、認知症の患者の中では4%しかいないのだそうだ。ホームヘルパーの妻は、毎週のように姉の家に行っているが、以前から認知症の症状が進んでいることを心配していたのだ。1人で外出が出来ない姉に代わって、今は義兄が買い物をし、料理を作っている。数年前には予想もしなかった老後だ。                市の健診で心電図を撮った日、ドクターから不整脈が出ていると指摘され手術を勧められた。あの時は不調とも感じなかったのだが、今は心臓が不快に脈打つ。これでは走れないと判断し、楽しみにしていたチャリティランはキャンセルした。昨年の7月も同じ状態で、一時は死を覚悟したほど。今も突然暴れ出す心臓の様子を窺っている。動物の心臓が一生に打つ心拍数は決まってるそうだ。私の場合は後どれくらい残されているのだろう。  不調の間は自室で沖縄の音楽を聞いた。沖縄の風景を動画で観ながら、ゆったりとした沖縄の音楽に癒されていた。意味も分からない民謡や最近の歌、沖縄勤務時代に歌った懐かしい曲。その全てが良かった。沖縄本島単独一周はじめ、私は沖縄の島々を2千kmは走ったはず。初フルも沖縄だった。果たしてあの南の島をもう一度走ることが出来るだろうか。ざわわ、ざわわ、ざわわ。今もざわめいている私の心臓。                ウクライナ東部の惨状に心が痛む。撃墜したマレーシア機乗客の荷物から、親ロ派自警団が貴重品などを略奪する映像を観た。原因解明の手掛かりとなるフライトレコーダーなどはいち早く探して隠し、遺体は列車に積んで渡さず、国際調査団に対しては悪質な妨害行動を取る。彼らの後にロシアの指示があることは明らかだ。それに装置を隠そうとするのは、やましい点がある何よりの証拠。乗客は1万mの上空で、何の罪もなく突然命を奪われた。自警団側は命の重さをどう考えているのだろう。  <ブログ更新後、遺体を積んだ列車がウクライナ政府側に引き渡されてキエフに向かい、フライトレコーダーとボイスレコーダーは、マレーシア政府に引き渡されることになったことを知り追記した。>  小保方さんの博士論文の是非を検討していた早大調査団の結論が出た。論文には画像の流用や外国論文のコピペなど26か所に問題があり、そのうち6か所は明らかな不正。従って論文は合格に値せず、彼女も学位を授与される人物に値しないと考える。だが学位取り消しには当たらないとの結論だった。それを聞いた彼女は「申し訳ない」と謝ったそうだ。だが、草稿段階のものを間違えて提出したとの主張を認めたのもおかしいし、再提出を許したのも変。早大大学院の指導教官は、博士論文をまとめる最後の3カ月間指導してなかったことも今回明白になった。                  数日前のこと、ミニトマトの苗の下に、赤い皮だけが残されていた。妻が同じようなことを、他所の家で聞いたと言う。それに我が家の庭に2度、何者かがウンチをしていた。犯人は近所の飼いネコかと疑ったのだが、ウンチは臭くない。犯人はきっと数年前に道路で見かけたハクビシンだろう。ネットで調べると、彼らは果樹を好む由。どうやら水っぽいトマトは避けて、甘いミニトマトだけ食べたようだ。それ以降は完熟してないミニトマトも早めに収穫することにした。う~む。  「海の日」の昨日は、九州北部から東海地方までに梅雨明け宣言が出た。「koboスタ」では高校野球県予選の決勝があった。ベスト4は全てが公立校で、しかも仙台市以外の高校。結果は接戦で利府が佐沼を下した。利府は21世紀枠で選抜大会に出場したことはあるが、夏は初出場。これから各県の代表が続々決まることだろう。残念だったのは水の事故。各地で何人かが亡くなっている。  高校生の快挙が続いている。カザフスタンで開かれていた「国際物理学オリンピック」では、日本の高校生4人が銀メダルを獲り、1人が銅メダルに輝いた。先日の数学、生物学分野に引き続いての活躍は明るいニュースで、とても嬉しい。

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