マックス爺のエッセイ風日記

2015/11/29(日)06:28

マックス爺氷雨を歩く(3)

生活雑記(1036)

   今私がいるのはこの地図の中央付近。五色沼は左手の下に当たる。坂道を真っ直ぐ登ると東北大学のキャンパスに入り、途中で左折すると仙台城(青葉城)方向への道になる。また坂の手前から右折すると、宮城県美術館などがある。          この坂道が地図の場所。坂の上の正面には、かつて仙台城の大手門があった。    仙台市歴史民俗資料館所蔵のこの写真が、国宝に指定されたありし日の大手門である。第二次世界大戦の戦火で焼失したのが惜しまれる。                     残念ながら大手門は失われたが、石垣が残り塀は再建された。    その坂道を登って行く。塀の内側はもう東北大学のキャンパスだ。             大手門の横にあった隅櫓(脇櫓とも称す)が再現されている。東日本大震災で崩壊したが、修復後再び秀麗な姿が見られるようになった。    大手門の塀越しに観る隅櫓。両者とも当時の建築ではないが、なかなか華麗な風景だ。この手前側に支倉常長の銅像が立っているが、いずれシリーズで紹介したい。                 宮城県美術館に向かう道路。左側のメタセコイア並木は東北大学のキャンパスで、道路の向かい側に国際センターがある。    またしても市内を巡回する低額の観光バス、「るーぷる仙台」と出会った。朝見たのとは、どうやら「色違い」みたい。               川内地区の晩秋の風景。ここは名門宮城県立仙台二高。「仙台国際ハーフマラソン」や「全国大学女子駅伝」のコースはここから右折する。私も一度だけハーフマラソンに出場したっけ。    宮城県美術館の前まで来ると、前方に巨大な看板が見えた。「ピカソ展」。これを観るのも私が氷雨の中をわざわざ訪れた理由の一つだった。                   美術館の敷地の中。面白いので整備された植木の根元を撮ってみた。    この樹は狭い地面に植えられたせいか、根元がすっかり固まっていた。         構内の小さな水路。降りしきる雨水が、勢い良く流れて行く。私はこの後テラスでお握りを食べ、「ピカソ展」などを観た。ここでも凡そ2時間ほどを過ごし、足が疲れてしまった。       佐藤忠良館のガラス壁に写る疲れた表情の自分。「ピカソ展」、「佐藤忠良館」などの模様は、別途シリーズで紹介したい。<続く>

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