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マックス爺のエッセイ風日記

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2017.05.23
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スピーカ 天女様へのレクチャーとコース おとめ座

   公園内のサツキ

 天女様、自信がないのか「フルマラソンじゃなく5時間走にすれば良かった」と申される。理由はフルだと42.195kmを走り切らないと完走したことにならないが、5時間走なら5時間走れば済むからだ。そして「フルでも途中で止めても良いよね」と弱気になられたご様子。

 そこで爺のレクチャーが始まる。ここのコースは1周3kmだがアップダウンが激しく、1周当たり約60mの高低差があること。つまりフルなら840mの山を上り下りした計算。日本中でそんな厳しいフルマラソンはない。だからイーブンペースを守ることが大事と説いた。そうじゃないと「激坂」が最後は走って登れなくなり、タイムロスに繋がるのだ。
                      
 
    
              <3時間走、5時間走の部の選手達>

 9時45分。3時間走、5時間走、同駅伝の部、フルマラソンの部の選手が招集され、大会本部から注意事項が発表。私は10時間走(朝6時スタート)や5時間走、フルマラソンなどこれまで10回近く参加してるので、すっかり頭に入っている。ところが出走前にトイレに行っている間に記念撮影が終わっていた。この写真は私が撮ったもの。肩にタスキがあるのが駅伝の部の選手達。緊張感が漲っている。

  
  

 これが仙台市「台原森林公園」の全体図。公園の西側には仙台文学館があり、その反対の東側に地下鉄南北線の「旭ケ丘駅」がある。黄色い線がコースで1周3km。フラットな部分は一番右の池付近から駅前広場までの間約300mほどしかない。赤丸が大会本部とエイドステーションで、1周した選手はゼッケンと同じ番号のカードを1枚自分の手で千切るシステム。コースは時計回りだが、逆走も可能。


          激坂  

 ここがコース中最大の登坂。高低差は約50mで、登り切った個所に大会本部がある。ここを最後まで走って登れるかどうかが、距離を稼げるかどうかの分かれ道。だから最初から飛ばさないことが肝要なのだ。私は10時間走で25周し75km走ったのが最高。

 ここは6月第1週の「岩手銀河ウルトラ」(50kmの部および100kmの部)の練習台だった。因みに25周すると高低差の累積は1500mとなり、標高1500mの山を上り下りした計算になる。この坂は上に行くほど傾斜がきつく、この辺りは緩い方。ここを私は歌を歌いながら走って登るのを常としていた。スマイル音符



   コースと木漏れ日

 この日の最高気温は28度Cとの予報。だがコースの9割は木立が頭上を覆い、気温は比較的低くて助かる。フラットな300mの区間(旭ヶ丘駅付近)だけが開けていて日陰が無く、容赦なく太陽が照り付ける。その温度差が案外大きい。

 私は常に手にペットボトルを持ち、飲みながら走っている。ボトルの中には、アミノバイタル、お茶、水、スポーツドリンクなどを気分に応じて変え、発汗が進んだと判断すれば塩を混入する。もちろん日よけのための帽子は被り、サングラスも保有。


               

 コース内の要所要所に、こんな標識が立てられている。ランナーのための目安だ。このコースでは高校の陸上部の選手や市民ランナーが練習している。この日も「仙台鉄人会」とは別な団体の駅伝大会が同じコースで開かれていた。10時間走の部の選手たちは、朝の5時半集合、6時スタートでずっと走り続けている。今でこそ5時間走の部だが、私も65歳までは10時間走が中心だった。<続く>





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Last updated  2017.05.23 07:57:10
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