マックス爺のエッセイ風日記

2017/07/16(日)05:09

夏の花とヘボ短歌

短歌(26)

< まずは愚痴から・・>          漬物石    言いたかないけど暑い。こう暑いと参るのは人間だけじゃないようだ。先日の昼飯代わりにパンを食べようとしたらカビが生えていた。ビニール袋に入った食パンを放置していたのを、そろそろ食べないと駄目だと思ったのだが既に遅かったようだ。  念のためにキュウリの漬物も調べて見たら、そのうちの1本にカビが生えていた。これは拙いと思ってカビを拭き取り、漬物の容器を替えた。きっと狭過ぎて重石が利かなかったのだろう。     こちらが新たに漬け直した容器。元は奈良漬でも入ってたのだろう。昨日の朝もキュウリが5本収穫出来た。これ以上食べるのは無理。そう判断して5本とも近所の人に上げた。この容器での漬物が成功したら、次は古漬けに挑戦しようと思う。泡が出てもそのまま放置すると、やがて飴色の酸っぱいキュウリの漬物が出来るはず。日本特有の立派な発酵食品だが、果たして上手く行くかどうか。                ついでに先日漬けたばかりの梅干しを見た。んんん?何だか変だぞこれは。中身を取り出してみると、梅が破れて液体が濁っている。瓶の内側には少しカビが生えているようだ。そこで焼酎を浸したキッチンペーパーで瓶の内側を拭いた。これはアルコール消毒の代わり。  潰れた梅を取り出し、形がちゃんと残っているのだけ元の瓶に戻して液体を入れた。原因は梅酢が十分に上がってないことと、雑菌が入ったせいだろう。取り除いた梅がこれ。もちろん梅干しにはなってないが、食べられないこともない。塩分とクエン酸の補給に良さそうだ。 < ここからは近所の花とヘボ短歌>         おいダリア秋でもないのにもう咲いて暑くないのか赤い顔して           バス停の前の花壇に咲くダリア誰を見送る背伸びしながら       立葵花壇はいつしか夕暮れぬそれでも立ってる孤独の花よ       ネズミモチ変な名前をつけられて不満も云はず咲けるその花              集会所マーガレットの群れの中金色の花凛々しく立てり       マルガレータふざけて呼びしその花の真面目な顔は太陽を向き       松葉菊プラスチックのやうな花誰も見ぬ中懸命に咲く           妖艶な唇をもて太陽の熱気吸ひたり凌霄花   *ノウゼンカズラ        ペチュニアは金魚のやうに群れ泳ぐ尾をひらひらと打ち振りながら        花の名は知らねど楽しその姿老ひたる我と小さき宇宙        薔薇咲きぬ八重の花びら馥郁と高貴に充ちて庭の一許        紅薔薇の想ひ届かぬ恋ゆへに身を焦がしつつ一人咲きたり        夏の庭熱射に耐へて咲く薔薇の香り届けよ枯れざる前に        梔子の厚き花びら真白にて邪を祓ひたる聖の姿  *クチナシ *はらい *ひじり        あじさゐは精いっぱいの彩を見せ健気なる貌陽にかざしたり   *かお  どうもお粗末様でした。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。どうぞ暑さに負けず健やかに過ごされますよう。

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