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マックス爺のエッセイ風日記

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2018.09.20
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カテゴリ:生活雑記
~わが「敬老の日」~

               

 「敬老の日」の新聞に、ある数値が載っていた。我が国の65歳以上の人数が3557万人に達した由。人口比だと28.1%相当とのこと。日本が大変な比率での高齢化社会に達したことが一目瞭然だ。うち男性が1545人。女性は2012万人。圧倒的に女性が多いのは、長生きの証明だ。

 そして70歳以上が2618万人で、人口比は20.7%だから、5人に1人が70歳以上と言う高密度。80歳以上が1104万人で、人口比は8.7%に相当。100歳以上も女性が圧倒的に多い。

  

 女優の樹木希林さんが先日亡くなった。享年75歳。ご自身が明らかにされていた通り、死因は全身ガンだった。カンヌ映画祭で最高賞を獲得した『万引き家族』でも、入れ歯を外した迫真の演技が話題をさらった。そしてまだ封切前の映画もある由。ガンに冒されながらも、映画一筋にまい進された姿が目に浮かぶ。高卒後直ぐに「文学座」に合格したのも、審査員へ訴える「何か」を秘めていたのだろう。

          

 有名なのが夫でロックミュージシャンの内田裕也との確執。結婚後1年ちょっとで別居に至り、夫が出した離婚届の無効を、裁判で争って勝った。だがその後もそのままで45年間の別居生活。豪邸を建てて娘家族と同居した後も、表札には夫の名を刻んでいた由。そして死の数日前には電話で、お互い相手に謝罪したと聞く。壮絶な生き方をした類まれなる女優の死に、謹んで哀悼の意を表したい。合掌。

  

 掃き掃除を終え、落ち葉を裏庭の集積所へ運ぶ時、金木犀が咲き出したことに気づいた。花の色はまだ淡く、香りもごく弱い。そのうちしっかり咲くと、あの独特の香りが周囲に満ち溢れるはずだ。体調が思わしくなかった間にも、季節はどんどん移ろい行く。それが物言わぬ自然界の掟。人間の都合など待ってはくれない。

               

 それならと、今度はユズの木を探してみた。薄暗い葉の奥に、たった一つだけ実が生っていた。今年は裏年なのに加えて、春先に誤って花が咲いている枝を剪定してしまった。それでも何個かは実ると踏んだのだが、一個だけでも見つかって嬉しい。これも暑い夏に、せっせと水やりしたお陰か。独り暮らしの私には、何よりの慰めとプレゼントだ。

  

 そしてこちらは3年目の渋柿。「桃栗三年柿八年」と言うのが通常の文句。裏庭に植えてからまだ2年目。苗を接ぎ木で育てるのに1年かかったとして合計3年と計算。春先に10個ほどの花をつけたのを奇跡のように感じたのだが、小さな木には負担だったのか、次々に落花。そして1個だけ残ったのがこれ。細い枝が柿の重さでたわんでいる。果たして色づくまで持ってくれるかどうか。

          

 今日は午後から俳句教室。提出作品は予め人数分コピー済み。出来ればヌサマイさんともお話したいのだが、彼女が受け入れてくれるかどうか。それでも幾つかの準備はした。1か月間待つのは長い。それでも教室で会え、隣に座れるだけでも嬉しい。さて、今月の彼女の俳句はどんな作品だろうね。全ては謎めいていても、生きていればこその喜び。もう季節は本物の秋だ。





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Last updated  2018.09.20 00:00:31
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