マックス爺のエッセイ風日記

2019/04/22(月)07:26

「プレバト」を観た後で 1

健康(155)

~救急車を呼ぶ~     木曜日の夜7時からは「プレバト」を観る楽しみがある。ほとんどは俳句の部分だけだが、NHKのニュースを観たいのも本音。この日は珍しく最初から「プレバト」に照準。直後の画像に驚いた。何と芸能人の名人たちと高校生の対決だ。松山東は「俳句甲子園」で何度も優勝した高校。しかも俳句の街松山で随一の名門で、前身は高浜虚子が学び、「坊ちゃん」で漱石が教師を務めた松山中学だ。          対戦は熾烈を極めた。松山東の健闘で芸能人チームに1点差をつけて最終戦に。いつも偉そうに大口を叩く梅沢富美男が高校生に敗れたのが混乱の原因。「とり」の志らくが予想外の出来で、「しゃぼん玉」を詠んだ。対する高校生が詠んだのは無機質な大都会のビル街。意外性があって悪くはないが、志らくの句の評価が高く、辛うじて芸能人が名目を保った。これまでにない趣向で、熱戦に酔った。     まるまる1時間の緊迫した内容。その間夕食の準備が出来なかった。番組終了後に夕食を整え、アルコールも用意。この日、俳句教室で体調を崩したことが脳裏を過ったが、大丈夫と判断。いつもより2時間遅い夕食を終え、風呂を沸かす。お湯の温度を1度下げた。かなり暖かくなって来たためだ。沸くまでの間に布団を敷き、読書。やがて風呂が沸いた音声案内が聞こえた。          急いで風呂に入り、ニュースを観よう。体にかけ湯もしないまま浴槽に入った。湯温はさほど高くはないが、突然体調に異常。両手が痺れて来た。血圧の上昇は間違いない。だがそれだけに止まらず、頭の中に違和感。後頭部が痺れて来たのが分かった。こんなのは初めての経験。急いで浴槽から出て体を拭き、パジャマに着替えた。そして布団の中に潜り込む。     さて、これからどうする。第1は睡眠薬を飲んで眠る。第2は緊急時用の降圧剤の服用。第3はこのまま布団の中で様子を見る。最後の方法を選んで目を瞑ったが、体調はますます悪化する感じ。手の痺れを確かめ、指を動かす。言葉も発してみる。まだ大丈夫だが、意識のあるうちに救急車を呼ぼう。そう判断して119番を回し、体調を告げた。後は何をすべきか尋ねたら、「布団の中で静かに待て」と。            救急車が着く前の間に、お向かいのKさん宅へ。もう眠っていたようだが、玄関に出て来てくれた。事情と入院になる可能性を連絡。この日の体調異常については前もって伝えていた。後は待つのみで、まな板の上の鯉。幸い翌日病院に行く積りで、保険証や「お薬手帳」などは用意してあった。薬袋も着替えも布団の傍に置き、到着を待った。救急車が近づき、玄関から消防署員の声。<続く>

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