2019/11/17(日)00:00
旅・歴史と美を訪ねて(7)
<天下の名城・白鷺城その1>
「備前丸」から見上げる天守閣もまた美しい。別名白鷺城と言う名の要塞だ。
野面(のづら)積みの石垣(上)と堅固な門(下)
ここから見上げる天守閣はかなり急角度。そろそろ天守閣への入り口のはず。
うんうん、近い近い。天守閣が目の前。しかも同じ平面上にあるぞ。
確かここを右に曲がったところが入口だったはず。こんな角度の天守閣は最初で最後。
その前に最後の櫓(上)と最後の城門。あくまでも堅固な構えだ。
この左側が入り口で、その手前に修復工事をしてる箇所があった。階段を上って天守閣の1層目へ。入り口で靴をビニール袋に入れ、自分で持参する。写真を撮るのも階段を上るのにも面倒だが、ルールなので仕方がない。
当然ながらエレベーターはない。急な階段を上って最上階まで行く。手すりだけが頼りだ。上るにつれて展望が開ける。この城は四方からの敵を見張れたようだ。西の丸も含めれば、全く死角はない。
上方中央に見えるのが西の丸。播磨、丹波方面からの敵を見張っていたようだ。
最上階の5層から急な階段を下って天守閣から出る。入場と退場の経路が違うため、混雑することはない。天守閣の基盤とと同じ平面にあるのが備前丸。当然ながら籠城を見越して井戸が掘られていた。<続く>