マックス爺のエッセイ風日記

2020/03/29(日)00:00

風強き日の墓参

生活雑記(1036)

 3月20日(金)の春分の日。墓参りに行こうとして止めた。あまりにも風が強かったためだ。それで翌日の21日(土)にしたのだが、その日の午前中もまだ時折強い風が吹いた。バスで地下鉄の最寄り駅まで行き、「国際センター駅」で下車。そこから市営墓地まで歩くのだが、先ず駅付近にある「モニュメント」を撮影に行った。             あれは去年の何月だったか、仙台出身の羽生結弦選手の冬季五輪連続優勝を祝って、記念碑が建てられたニュースを思い出したのだ。先ずは先に建っていたトリノ冬季五輪(イタリア)で金メダルを獲った荒川静香選手のモニュメント。お馴染みの「イナバウアー」でしたね、このポーズは。彼女も仙台市出身なのよ。        左はソチ冬季五輪(ロシア)で金メダル獲得時。右は平昌冬季五輪(韓国)で金メダル獲得時の羽生選手。この時に使った曲が陰陽師安倍晴明をテーマにした「SEIMEI」。雅楽調だったね。  さて仙台駅東口では、ギリシャで採火された「東京五輪」の聖火が「復興の火」として展示されていたことは知ってたけど、私は行かなかった。新コロナウイルス感染症が全世界に蔓延して多数の死者が出ているのに、オリンピックで浮かれているのはどうなのかと思ったのだ。ところが1日で5万人以上の観客があった由。その後東京五輪が延期されたのは、ご存知の通り。いつになったら騒ぎは収まるのか。     広瀬川に架かる澱橋を渡る。こちらは上流方面で、左の山上に東北大学の工学部、理学部、薬学部、農学部と宮城教育大学のキャンパスがある。もう柳が芽吹き始め、東北にも緑が戻った。                           強い風に吹かれた川面。波が立ってキラキラ光っていた。       こちらは下流側。芝生も柳も青々して、春の到来を告げている。             仙台市営北山霊園から遠望する泉ヶ岳(左)と船形山(右)にはまだ白い雪が。  父母と姉が眠る墓に生花と線香、おはぎ、お茶を供え、墓の周囲に生えた「はこべ」を抜いて帰途に就いた。帰路も再び歩いて国際センター駅へ。往復5kmのウォーキング。終点からさらに自宅まで歩き、この日の合計は7km。結構良い運動になった。     帰途、あるお寺の門前の小さなお地蔵さま3体。北山周辺には仙台藩祖伊達政宗公が各宗派の寺院20ほどを集約させて城下の守りを固めた。市内には「元寺小路」、「新寺小路」の名が付く寺町が他にもある。               帰宅して下駄箱の上を見てビックリ。そこにはかなり前に剪定した「藪椿」の枝を飾った一輪挿しがあるのだが、落ちていた花弁が八重の山茶花だったこと。私が植えた覚えはないので、前妻が挿し木したのが成長したのだろう。24日には強風の中自転車で兄宅へ行き、線香を上げた。 <明日は中国大連・旅順旅行記に戻ります。>

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