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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.06.21
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カテゴリ:ランニング全般
~懐かしき地名、人名と風景~

  

 TVのニュースを聞いて「あれ?」と思った。汚染物質が検出された川の名が「ダクジャク」。その瞬間沖縄だと分かった。そして字は「大工廻」大工が沖縄の言葉で「だく」で廻は本来「迫」(さこ)とも知っていた。さこが「じゃく」に変化し、字も間違えたのだ。 本来の「だいくさこ」が「だくじゃく」に変化した。発音の変化、と言葉(文字)の変化の双方だ。

 沖縄の地名や人名は不思議なのが多いが、元来の日本語が沖縄風に変化したことが分かる。沖縄の原型は日本にあり、断じて中国ではないのだが、「内地」の人も沖縄の人もあまり知らない。さて米軍基地内の小川が比謝川に合流する。河口付近には比謝橋があった。琉球王朝時代は石橋だった由。私は原付で沖縄本島を走り回り市町村の地図を丹念に見ており、島内のことは案外詳しい。もう30年も前の話だが。

  北陸本線「越後筒石」地下駅  

 俳優の火野正平がサイクリングしながら旅を続ける番組がある。先日JR北陸本線の「越後筒石」が出た。珍しい地下駅だが私は石川県勤務の時に、列車内から見て驚いたものだ。当時は北陸新幹線はなく、「ほくほく線」で近道して北陸本線に乗り継いだ。その地上に出た上越市の柿崎区は「えちごくびき野」マラソンの92km地点くらいのはず。さて筒石が地下駅なのは、天下の難所「親不知」の海岸だからだ。

    

 同じ番組で佐渡島の「赤泊」と言う集落も出た。今は全島が佐渡市だが合併前は幾つかの市町村に別れ、赤泊は島の左下に近い。ここは柏崎市からの連絡船が着く港があり、私はアイスクリームを買って食べた記憶がある。「佐渡島一周」206kmレースに3回出て、地図を見ただけで地形や景色、集落名などを思い出す。佐渡島一周を走った仲間が3人ガンで死んでいる。2晩寝ずに走った怖いコースだった。

        

    伊豆大島「月の砂漠」 後ろの山は活火山の三原山。  

 兄の告別式で一緒だった姪の旦那さんが火山学専攻と知り、どこの火山に行ったか聞いたら伊豆大島とのこと。つまり三原山だ。なら「月の砂漠」を知ってるかと聞いたら、彼も行った由。私は「伊豆大島ウルトラマラソン」で走り、そこもコースの一部だった。走友のT田さんもエントリーしていてレース中に何度か出会い、翌日は港で缶ビールをご馳走になった。今は良い思い出だ。

   一青窈の出身地

 あることから一青(ひとと)姓の由来をネットで調べた。母親が石川県中能登町の一青出身で、それが姓の由来だ。平安時代に藤原氏の荘園があった土地柄とのこと。私は石川勤務の時にマウンテンバイクで能登半島方面に旅し、たまたま2日目の帰路、その町を通っている。隣町が日本で一番古い「お握り」が出土した鹿島町。気多大社に寄ったが、主目的は縄文時代の真脇遺跡の見学。往復160kmの旅だった。

   
     沖縄県大宜味村喜如嘉集落        芭蕉布の糸を採る芭蕉

 私はランニングを始めて40年。47都道府県全部を走った。それとは別に旅行や会議などでも訪ねている。だからそれぞれの府県ごとに思い出がある。加えて地名大好き、人名大好き人間のため、その名を聞いただけで大体どの辺かが分かる。TVで地名や人名を聞くと、懐かしくその景色に見入るのが常だ。大宜味(おおぎみ)村喜如嘉(きじょか)は美しい集落だった。4年がかりで沖縄本島を1人で一周した。450kmはあったろうか。まだ若かった60代の素晴らしい冒険だった。

  

 何日か前。久しぶりに走った。兄の告別式などで寝不足と高温の日が続いて体調は今一だった。だがその朝は湿度も低く、これなら走れると感じた。それで「腹出しシャツ」を着て家を飛び出した。「自粛太り」の醜い腹だが、これも不摂生の為せるわざ。実際は1kgも増えてないのだが、運動不足がありあり。帰宅後は水シャワーし、着たものを全て手洗い。やはりランニングは気持ち良い。たとえ遅くともね。歩く人足跡大笑い





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Last updated  2020.06.21 11:44:41
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