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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.10.28
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カテゴリ:生活雑記
、<マックス爺の俳句論ほか>

   立葵

  俳句教室の講師の誤解に気づいたが指摘はしなかった。受講生がいるし、お友達の面前でもある。ここは武士の情け。6年ほど前には彼と大喧嘩の末に教室を辞めた男がいたようだが、私はつまらぬ争いはしない。その代わりに「来月の兼題」を確認した。最近は話があちこち飛んで、時間の調整が下手になった講師。その挙句に翌月の宿題を忘れる。ここ3回ほど立て続けに私が尋ねて事なきを得た。

         バラの実   

 翌朝私は考えた。講師の友人と言う文芸評論家だが、ひょっとして講師が自分の後釜にする積りで招いたのではないかと。だから教室の雰囲気に慣れさせるため一番前に座らせたと。推理の当否はともかく、私は翌月の兼題「冬」の季語を、歳時記から4つほど選んで句を詠んだ。この後習作から候補を選び、さらに推敲を重ねる。最後に清書しながらも表現に悩むのが常だ。教室の当日、会場へ向かう車の中で詠む曲芸は私には無理。それに私の愛車は自転車。先日はランニングだったが。

  

 植木鉢を取り込み、2か月ぶりの俳句教室を終え、連載を完結させた私は少し安心し、出来るだけ散歩や体操をすることにした。長期間終日パソコンに向かったのが首、肩、肘、腰の痛みの原因になっていた。それに指の動きや目の疲れ。公園に散歩に出かけ、またある時は9kmコースをゆっくり走った。秋晴れの日には布団干しと洗濯。そして作り置きのおかずが減れば、男の手料理を。
                                                         フウセンカズラ  

 電話が鳴る。お安い電力料金に切り替えませんかと。最初は北海道の会社。2度目は地元の電力会社。かけて来た女性に答える。「以前はカカアデンカでしたが、今はオール電化なので」。大抵はそれで済む。東日本大震災の翌年、長い停電とガスの停止に難儀した私は、ソーラー発電を含むオール電化に切り替えた。売電分もあって、今はそれが一番安いことを先方も承知しているはず。

   ハイビスカスの黄葉

 別の日に今度は無言電話。午前中と再び夕方にも。「もしもし」と言っても返事がない。相手の番号がディスプレイに表示される。別れた前妻か、東京の息子たちに何か起きたか。それとも長女の夫君が私を案じての確認か。手帳の電話番号をチェックするが該当なし。ひょっとして老人を騙す悪徳商法か。そう判断して、以後無言電話は切ることにした。コロナは不気味だが詐欺はもっと嫌。

       ハイビスカスの花   

 数日後、植木鉢のハイビスカスが咲いてるのを発見。部屋が暖かいせいだろう。シャコバサボテンにも小さな花芽。庭では小菊がかなり膨らみ始めた。サフランとミニバラが咲いた。季節は確実に動いている。ハイビスカスの葉が黄葉し始めた一方、また膨らんで来た蕾も。こんな風に、生命の営みを身近で観られるのは嬉しい。自分もコロナやインフルエンザに負けず、元気で暮らしたいものだ。<続く>





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Last updated  2020.10.28 07:22:27
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