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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.12.04
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カテゴリ:短歌
~わが貧しき短歌と秋の花々~

   


    ミセバヤは何を見せしやその姿 みすぼらしきを恥づることなく

   

       

   

   花の名を知らざるままに歌を詠む ただ慰めになれと願ひて

   

    桜草身を寄せ合ひて売られたる 場末の店のその片隅で

   

     年ごとに庭に咲きける小菊なれど 独り身なれば拝みつつ愛づ

       

       春は土夏は水やり秋は施肥 真心込めて育てたる人
       汝はそも貴き花よ皇帝と 呼ばれしダリア真青なる空
       花好きが丹精込めて育てたる 皇帝ダリア気高く咲きぬ

  

     霜に耐へ風に耐へたるこの花が 今輝きぬ天に向かひて
     花はなど美しきかを語らねど 人和ませる魔法持ちをり
     年ごとに老ひる我をば嘆かずに 明るく生きむ花に習ひて

                       <続く5





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Last updated  2020.12.04 05:42:53
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