マックス爺のエッセイ風日記

2020/12/30(水)09:27

あれから(3)

生活雑記(1036)

~大作を無事書き終える~     那覇市国際通り  沖縄への旅から帰宅した2日後、「人や聖なるものに出会った沖縄不思議旅」の連載を始めた。それもいきなり結末から入ると言う、私にとっては少々奇抜な手法の思い切った出だし。4日間の出来事を手帳にメモしていたが、最後までそれを見ることはなかった。全てのことを完璧に記憶していた。それだけ今回の4日間の旅が、私にとって強烈な思い出だった何よりの証拠だ。        デジカメを持参してかなりの枚数を撮ったのだが、パソコンへの取り込みが出来ず、たった1枚も現地で撮った写真を使えなかった。それも異例。だが自分で撮った以上の写真をネット検索し、使わせてもらったが、不便さはほとんど感じなかった。検索すべき対象の名前と実態を私が熟知していたためで、これも案外愉快な体験となった。  壷川橋(対岸は奥武山運動公園)    4日間の旅程のうち、2日目と3日目は暴風雨に近い悪天候。それでも私は行きたい所を目指し、雨に濡れながら沖縄の聖地を巡り、数々の不思議な体験をした。それはまさに奇跡とも言うべきもの。やはり沖縄の本質に何とか迫りたいと言う強い想いが、それを引き寄せたのだと思う。荒天にも関わらず人や不思議な出会いに恵まれた旅だった。     今回の旅は私が沖縄から転勤後、確か24回目の旅だと思う。そんなに通い続けるほど、私にとって沖縄は魅力に富んだ島。ほとんど観光らしい観光はしてないが、沖縄の聖地と呼べる場所へは在勤中も含めてほとんど訪れた。リュックを背負い4年がかりで沖縄本島を走って一周したのも忘れられない思い出だ。あんなことが実現出来たのもまだ若くて、心身共に健康だったからだ。  かつての壺屋焼窯元    ウルトラマラソンで鍛えた肉体と精神。そして自分の足で走りたいとの強い想いが実現させた、沖縄本島単独一周ラン。他人は無謀と言うが、私にとっては憧れの大事業。そして今回のミッションも無事果たした。疲労困憊の身で、今回沖縄で遭遇したあらゆる事象を描き尽くそうとの想いは、何とか達成出来たと思う。それもまた驚き。私は連日深夜一時過ぎまで原稿と戦っていたのだ。     そんな意味で、あの14回のシリーズは私以外に書くことは出来ない。なぜなら私と同一の体験をすることは不可能だからだ。求める者にだけ、神はそれを与える。結局は沖縄の本質を見たいとの強い思いが、あれらの信じられない体験に結び付いたのだ。私にとっては素晴らしい出会いの最高の旅だった。横殴りの雨の中の聖地巡り。そしてモノレールの路線延長に象徴される、沖縄の発展。     ハイビスカスの花     今の私は旅の疲れも、帰宅後の家事の疲れも取れ、ほど良い体調を維持している。そして新年早々の次のシリーズに取り組む意欲を燃え滾らせている。私は根っからのブロガー。自分が書きたいテーマには常に全力で取り組もうとする気力がまだ幾分は残っている。それがある限り、苦しみながらもブログに取り組む価値はあろう。ともあれ沖縄の旅の話を書き上げると言う最大のミッションは、果たした。     今年も残りわずか。そして明日は大晦日。新型コロナウイルス感染への不安におののいたこの1年。来年こそは日本にとって、そして地球上に生きる全ての民族にとって、希望溢れる年になることを願う。今地球はありとあらゆる試練を課され、ともすれば絶望に陥り勝ちの状態にあると言えよう。個々人の利害関係や個々の国家の利害関係を乗り越え、さらなる前進が出来るかどうか。そこが私たち人類の分岐点だと思うのだが。

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