マックス爺のエッセイ風日記

2021/11/25(木)10:29

激変する晩秋の天候

生活雑記(1036)

~最近のニュースを交えて~       昼食後、椅子にもたれながら眠ってしまったようだ。前夜目が覚めた際、睡眠導入剤を1錠の半分だけ飲んだ。それで合計6時間ぐらいは眠れたのだが、それでは不足だったのだろう。外を見るとそれまで晴れていた空から、大粒の雨が落ちていた。急変する天候のせいか、どんどん気温が下がっている。仙台市内の泉ヶ岳’(標高1100m程度)が初冠雪し、市内でも最低気温が4度を切る日も出るようだ。さて薬を1種類減らしてから体調は良く、腰痛体操が効いて腰の痛みも改善したようで嬉しい。                  新聞を読んで驚いた。薬物中毒の女性の勤務医の話だ。彼女は人づきあいが苦手で、緊張する場面では睡眠薬を飲んでいたようだ。すると心が解放されてスムーズに話が出来るように感じた由。それで1日に5錠も飲むようになった。睡眠導入剤が「向精神薬」であることは私でも知っている。依存性があるため出来るだけ服用しないようにし、1錠の半分だけにする時もある。     彼女が次に飲み始めたのは市販の鎮痛剤。それを大量に服用すると、モヤモヤが消えるように感じるそうだ。そのため理由をつけては頻繁に服用したようだ。その後彼女がどうなったかは記されてないが、恐らくは薬物中毒で入院したのではないか。それは薬に限らず、サプリメントも同様だ。健康に良いからと飲めば、薬剤などとの複合作用を呈する。カルシウム剤の過剰摂取は、筋肉の骨化を引き起こすようだ。                      中国、ロシア、北朝鮮の動きが不気味だ。ロシアはこの度人工衛星をミサイルで爆破する実験に成功したそうだ。分解した機体は数多くの宇宙ゴミとなって他国の人工衛星や国際宇宙ステーションに衝突する危険性があるのだが、ロシアは成層圏突入の際に燃え尽きると主張。中国は同じ実験を既に2度実施し、多数の宇宙ゴミをまき散らして平然としている。無責任で勝手な国だ。     それどころか、この度は極超音速(音速の5倍)兵器からミサイルを発射する実験にも成功。さすがのアメリカも危機感を覚え、今後その方面の研究を急ぐようだ。中ロの空軍機が、沖縄の宮古海峡を通過したのも数度に及び、つい最近中国の艦船が鹿児島県の口の表島の領海内を深夜に通過し、自衛隊機がスクランブル発進している。日本やその同盟国に対する嫌がらせなのは明らかだ。                  最近中国はASEAN諸国に急接近して、巨額の経済援助を申し出ているようだ。「開かれたインド太平洋」を目指すアメリカ及びその同盟国に対抗して、この地域での影響力をさらに高めるのが狙いだ。マレー半島のタイ領に運河を通して、インド洋のベンガル湾から直接シャム湾に抜ける航路を作れば、自国の管理下にあると主張する南シナ海へ直結して、マラッカ海峡を通過する必要がない。             「一帯一路計画」で多くの国を「債務の罠」にかけ、借金を支払えない場合は港湾などを中国の管理下に置く例が増えた。この度UAEの海軍基地内に中国の施設があることが判明して、アメリカが抗議した。カンボジアの海軍基地にも中国支援で建設した建物があるようだ。  ICPO(国際刑事警察機構)の役員に中国の公安部門幹部が立候補する動きがあり、欧米が警戒している。もし当選すれば世界の警察情報を入手して自国に有利な状況を作り、外国に逃亡した中国人の情報も把握可能。国内の監視体制が世界に広がる訳だ。中国の危険な企みは際限なく、習近平体制がさらに強固になることが先ごろの「6中総会」で決定している。中国の暴走は誰も止められないのだろうか。                    先日バイデン大統領と習近平主席が初めてリモートで会談したが、さほどのインパクトはなかったようだ。それでもバイデン氏は「台湾海峡」の現状維持を保つよう説得し、「北京冬季オリンピック」を来年に控える習近平は大人の対応をしたようだが、バイデン氏はたとえ選手は派遣しても、自らは北京に行かないことを宣言。EUもそれに追随する感じだ。   そんな折中国の女子テニス選手に対する中国共産党幹部の性強制が問題化した。中国は慌ててSNSで否定する動きをしたがいかにも不自然。その果てにはIOCのバッハ会長まで使って、疑惑否定に動いた。中国の闇と恐怖政治は深刻だが、自国民は何らの情報を与えられていない。最悪最低の全体主義国家が隣国の日本。このような状況下では、憲法を見直して対応すべきと私は感じているのだが。  沖縄の玉城知事は、辺野古基地の軟弱地盤強化工事を認めない方針のようだ。そのために超危険な普天間基地が市街地の真ん中に残り、ますます基地返還が遠のくのだ。中国はその動きを利用し、沖縄県民の分断を策謀している。それに気づかない沖縄県民は、相変わらず基地反対を唱える。香港の次には台湾。そしてその次には尖閣と沖縄が奪われるのは必至なのに、その構造がまるで見えないのだ。

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