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マックス爺のエッセイ風日記

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2022.04.02
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~裸の王様が怒ったら~

  

 甲子園のセンバツは大阪桐蔭が圧倒的な力を発揮して優勝した。準々決勝、準決勝、そして決勝と、いずれも10点以上の大差をつけての勝利。情報によれば大阪市内出身の選手は少数で、広く関西圏内や中には東海や関東地方出身の選手もいるとのこと。スカウト担当の教師がいて、いずれはスカウトの手が東北地方にも及ぶだろうと。小学生時代から目をつける子もいる由。並みの高校ではないのだ。

                  


 庭の梅がようやく咲いた。昨年秋にかなり思い切った剪定をした。そのため残った枝は少なく、蕾もほんのわずかしか確認出来なかった。ひょっとして今年は咲かないかもと思ったのだが、雨が降り気温が上がったせいか、ごくわずかだが咲いてくれた。花のある枝はとても少なくて、これでは恒例の「梅干し」作りは無理かも知れない。畑作業も無理で梅干しもダメとなったら楽しみがなくなるが。

  

 ウクライナとロシアの停戦交渉はかなり長引きそうな気配だ。4月以降もリモートで停戦のための交渉が続くと報道されているのに何故と思うだろうが。それはうわべだけのことで、ロシア側の最終決定者つまりプーチン大統領に問題があるためだ。彼の独断性に関しては、これまで何度も報じられて来たので驚かないだろう。だが、彼が置かれた現状が異常とのこと。

                          

 ロシアのウクライナ侵攻開始から5週間が経った。だが最初の1か月もの間、プーチンは戦況も、その後に受けた欧米などからの経済制裁の実態も、全く聞かされてなかったと言うのだ。広い会議室内の長いテーブルの遥か彼方に座る防衛大臣と参謀長。それを無言で眺めるプーチン。そんな映像を何度か見たが、あれすらもう1か月も前の話らしい。果たしてロシアに何が起きているのか。

    ワイノ大統領府長官

 最近私が知ったのがこの男。プーチンのお気に入りで彼より10歳も若い。ここ1か月もの間、ほとんどの情報は彼の口からしか聞いてない由。彼が冷酷で残虐な上司に真実を話すはずがない。米国の情報機関が、ロシア政権内部で異常事態が生じている可能性があると報じたのもそれを裏付ける。これまでプーチンを取り巻いていた「シロビキ」の首脳陣が、更迭されたか追放されたのかは不明。

                   ラブロフ外相   

 しかしそんな状況下でラブロフ外相は、果たしてどんな心境で任務を遂行していたのだろう。中国を訪れ王毅外相と両国の協力関係について協議した。だが中国の立場は微妙で、軍事的な応援は出来ず表立った経済援助も出来ないはず。後は石油や天然ガスを廉価で購入することか。次いで赴いたインドでも同じように依頼したはずだ。ロシアとは昔から深いつながりがあるインド。だが「クワッド」の一員としては、廉価でエネルギー資源を購入する程度だろう。

  

 ロシア兵がウクライナの市民権と1万ドルの報奨金を得る代わりに、自分が乗った戦車をウクライナに引き渡したと言うエピソード。ウクライナ戦線に駆り出された「南オセチア」の兵士が、ロシア軍の統制のなさとウクライナ軍の士気の高さに恐れをなして、戦線を離脱して帰国したエピソード。リシア軍が誤って自軍の戦闘機を撃ち落としたエピソード。それらは一体何を物語るのだろう。

                     

 ロシア経済は4月いっぱいしか持たないとの説がある。5月9日の「戦勝記念日」までは、何とかロシアが優勢であることを示すだろうとの説も。市内の建物の9割がロシア軍の攻撃で破壊されたマリウポリ市で、「人道回廊」が設けられた。16万人の市民は餓死寸前のはずだが、果たしてどれだけの市民が脱出出来たのだろう。

  

 戦っている最中の停戦交渉は矛盾に満ちている。私たちは多くの「見える」情報を得ているが、「見えてない」人が出す結論はどんなものなのだろう。「妥協的な和平」はどこかで折り合いをつけるもので、交渉が長引く可能性がある。一方「根本的解決」は、最後まで戦って白黒をつける選択で、多大の犠牲を伴う。だがプーチンの首に鈴をつける人がいないと、ことは運ばない。さて歴史はどう転ぶのか。





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Last updated  2022.04.02 00:00:10
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