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マックス爺のエッセイ風日記

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2022.04.29
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~プーチンの虚勢~

  

 水曜日の夕方、あることに気づいて焦りました。午前中は穏やかだったお天気が、午後から強烈な西風。あっ、これは大変。そう思って和室の窓に近づいてビックリ。網戸を開けていたことをすっかり忘れていました。窓の溝を触ってみるとやっぱり。黄砂です。確かにテレビで黄砂のことを話していました。だが午前中の穏やかな天気に喜び、通風のため3か所の窓を開けていたのです。

 慌てて閉めてももう遅い。黄砂はともかくとして、怖いのは黄砂に引っ付いて飛んで来たPM2.5。とても微細な粒子で、人間にとっては猛毒。それが肺の奥まで入ったら最悪の場合、炎症を引き起こすでしょう。それで木曜日は朝食後から大掃除に取り掛かりました。先ずは2つの和室に掃除機をかけ、ついで2階の3部屋と書斎コーナーに掃除機。階段とフローリング部分はレンタルのモップ掛け。

 それが終了後、ようやく布団と洗濯物を干し、1階の廊下、洗面所、クローゼット、キッチンをモップ掛け。全てのマット類は外へ出し部屋帚の柄で叩いて埃を落とし、トイレとキッチンの床を雑巾で水拭き。それが終わってからようやく居間を掃除機で掃除。全ての部屋とコーナーはマスクをしながら「はたき」で埃落し。最後に掃除機のゴミを捨て、掃除機とモップのゴミと埃掃除。全部で6時間ほど。他にもやることがあるのですが、翌日やることにして終了。良く頑張り、掃除機のゴミの量は新記録でした。

                  

 しかし酷かったですねえ。グテレス国連事務総長とプーチン氏の会談。言葉は慇懃無礼でも威圧感溢れる表情。今回の侵攻は「国連憲章」に従ってのことと詭弁の連続。グテレス氏の停戦調停など馬耳東風。別の場では核兵器の使用をちらつかせ、マリウポリの人道回廊設置は、ロシアが設置してもウクライナが守らないと、いつもの論調。北京冬季五輪出場の少女たちに見せた表情とは大違いでしたね。

  

 そのマリウポリ市でロシア兵が行った残虐行為が次々に明らかになって来ました。滅茶苦茶な空爆で亡くなった大勢の市民を大型車で郊外の村3か所に移動させ、予め掘っていた巨大な穴に隠したことが判明。それらの殺され方が残虐過ぎて、とても書くことが出来ません。また証拠隠滅のため、移動式の焼却車で遺体を焼いた形跡もあるよし。女性や子供をロシアに拉致。男性は識別の上、ロシアに無害な者はロシア国内各所に移送。中には極東に送られたウクライナ市民もいます。

 ロシア軍に抵抗する市民は東部の2州に兵士として送り、ウクライナ人同士を戦わせるなど、悪魔の所業です。南部の他のロシア占拠地では傀儡自治体を作って人民のロシア化を進め、これに対して必死に抵抗するウクライナ人もいて、混とん状態が続いています。

                   

 一説によれば、ロシア軍は2月24日の侵攻以来、既に戦力の4分の1を失ったと言われています。これは少ないようですが、大変な数。ロシアがウクライナ国内に放った傭兵(軍事会社ワグネル、チェチェンやシリアの過激派など)の4割が既に戦死したとも言われています。東部2州での激戦が始まりロシアが優勢にあるようですが、欧米からの大量の兵器が到着すると、戦況は大きく変化するでしょう。

  

 アメリカの国務長官と国防長官がキーウを電撃訪問してゼレンスキー大統領と会談し、ポーランド国内で記者会見。その場所はNATOの米軍基地の倉庫内。絶対安全な場所で、背後には米国からウクライナに供与される大型で大量の「物品」が「包装」されたままの状態で写っていました。ゼレンスキー大統領は、ウクライナにはケーキやスイーツは不要。もし土産をくれるなら兵器が欲しいと断言していました。きっとそれを守ったのでしょう。2人の長官が乗った特別車両も見ましたが、なかなか豪華な内装。激しい戦時下の中、ロシアの攻撃も予想される中、あの豪華な客車で無事往復したのです。

 アメリカの国防長官がドイツでNATO加盟国の首脳と会談しました。そこで長官が言いました。「ウクライナは必ず勝てる」と。それを聞いたドイツの女性防衛相は早速戦車の供与を決めたようです。それまではビビった首相がドイツへの影響を心配して何の反応もしなかったのです。そのためゼレンスキー大統領はドイツの首相のキーウ訪問を断った経緯があります。

 EUの女性は強いですね。事務局長も女性。スエーデン、フィンランド、モルドバの首相も女性。特にモルドバの首相は「鉄の女」と呼ばれ、国内にあるロシアの傀儡政権「沿ドニエステル共和国」の「偽旗作戦」にも不動の姿勢。EU内の最貧国と言われるモルドバが、大勢のウクライナ難民を快く迎えたのです。その難民が少しずつウクライナに帰国しているみたいです。

                      

 今ロシア国内で幾つかの異変が起きています。軍の施設や研究所、空港、ガスタンクなどで次々と火災が発生しているのです。ウクライナの工作ではなく、ロシア国内の反プーチン派の仕業でしょうか。ロシアと軍事協定を結んでいる旧ソ連時代からの友邦5か国が、どこもプーチンのウクライナ派兵の要請を無視しているのです。プーチンの恐怖政治が通じないのです。きっと自由主義陣営の対ロシア経済制裁の本気度を見たせいでしょうね。ロシア国債のデフォルトが近づきつつあります。

 ロシア国内では猛烈なインフレと物価高が続き、失業率が高まっています。ロシアはポーランドとブルガリアへの天然ガス供与停止を宣告して脅かしましたが、両国はその脅しに乗らず、逆にロシアからの供与を拒否しました。それを知ったEUは別ルートでの両国へのガス供与を検討する由。大統領がプーチンと仲良しのベラルーシでは、ウクライナ侵攻に反対する有志が、ある作戦を決行中です。それは人を殺さず、両国の列車運行システムに侵入して、邪魔をすることです。それで両国の物流の停滞を起こすのです。

 今回のロシアの気違いじみた侵略に対して、様々な形で反対運動と抵抗が続いています。思うように作戦が進まないことに苛立ったプーチンは、中でも日米政府の行動に激怒し、両国への破壊工作実施を明言しています。怖いですねえ。自らの暴走が招いた結果であることを、全く認識していないのです。そんな為政者を戴く国民も、同時代に生きる我々も大迷惑。この記事は全て自分の記憶だけで書きました。もしも事実誤認がありましたらお詫びします。同時にご自分でも「一体何が真実か」をご確認ください。
<続く予定>





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Last updated  2022.04.29 00:00:08
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