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やっと覚悟を決めて産婦人科へ行った。

妊婦検診のうら若き奥様方などが眉間にしわを寄せて座っている。

お腹の大きな女性たち。
もっと幸せそうでもいいんじゃないかしら。

私も初子の時は色々あって深刻な顔してたかもなぁ
なんて３年前を振り返りながら思っていたが・・・




実際診察を受けてみると
奥様方の眉間のシワの意味がわかった。

なんともぶっきらぼうで愛想も思いやりも何もない。

"大きさで言うと今ちょうど７週ね。赤ちゃんの心臓確認できましたから
母子手帳もらってきてください。"

娘が診察台から降りる私に涙で目をうるませながら
"ママ、先生に怒られたの？ママ悪いことしたの？"
って言うんです。

多感な娘には少々キョウレツなキャラだったようです。

私にしてみれば言葉の強弱？イントネーション？がちょっと違うと感じたから
きつく感じるだけのような・・・けど文章にするとごくフツーの言葉。

息子の妊婦検診の時もこの病院だったけど以前はこんなことなかったのになぁ。
まぁ、先生も人間ですから色々あるんでしょうね。

けど、結婚ホヤホヤで初子をみごもって
お産っていう女の一大イベントをやってのけなけりゃならない不安。

そういう気持ちにさらに拍車をかけてしまうんじゃないかって思った。

妊娠中は性格まで変わる人もいるって言うし、
精神面でのフォローも大切かなって思う。

私は子供たちに翻弄されてあっという間にお産を迎えていそうですけれど
やっぱり不安です・・・

言葉ひとつで人が死んでしまう場合がある・・・言葉って怖いなぁと考えながら
"検診１５０００円って高すぎだぁ～！！！"と叫びながら車を運転し
家路へと急ぎましたとさ。。。

こんな私も怖いですが。