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カテゴリ:ミュージカル♪
何年ぶりかわからないぐらい
久しぶりの李香蘭でした。 追悼公演に通って すっかり自由劇場への行き方も慣れました。 留学直前のムスメも一緒に観劇しました。 わたしも戦争を知らない世代ではありますが 今の若い世代には 学校の勉強では習わない こういう歴史の一面を 知っておくことも必要だと思うので。 緞帳の絵は初演の1991年から変わっていません。 緞帳を見ただけで内容が甦り 切なくなりました。 オーバーチュアが流れ始めると うるうる。 野村玲子さんは相変わらず かわいく美しい香蘭でした。 森光子さんの放浪記目指して頑張って欲しいかな。 先日NHKの「おはよう日本」で取り上げられていた わだつみの場面では クローズアップされていた俳優さんに 目が行きました。 わたしの父は浅利慶太さんと同じ学年で 空襲も体験していましたし 浅利さんの発言を見ていると 父と似たものを感じていました。 父も亡くなり浅利さんも亡くなり 生の経験を伝えられる人間が 少なくなっていくこれから こうやって作品として 歴史を伝えてくださるのは 貴重なことだと感じています。 地方でも観る機会があると ありがたいのですが。 父はよく 「終戦記念日じゃない。敗戦記念日だ」 と言っていました。 8月15日が近いこの時期に この作品が上演されたことの意味を 噛み締めたいと思います。 里咲さんの川島芳子、 麻美さんの愛蓮初めてでした。 アンサンブルの皆さんは 難しい役どころをいくつも演じられていて 大変だろうなと思ってしまいました。 昔、沢口靖子さんがドラマで李香蘭をやりましたが あちらを見るとより背景や 香蘭が捕まってからの過程が わかってよかったですね。 もちろん原作も読みましたが。 李香蘭 私の半生【中古】 明治生まれの祖父に ビデオを見せたら 「李香蘭か。懐かしいな」 と言っていたのも思い出します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.05 22:27:13
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