2006/11/14(火)08:41
パーマネント野ばら
睡眠導入剤を飲むのに、ついつい余ってたコーヒーで流し込んだんだけど、ダメですね。
しかも牛乳も入れてたから、吸収も遅くなったんだろうな~。
ちっとも眠くなってくれないわ(笑)
で、枕元に積んである漫画を読んでたのだけれど、西原理恵子さんの
『パーマネント野ばら』、何度読み返してもいい作品だなぁ、と。
女の我慢は20年満期の定期預金っつって、ダンナをマグロ解体しながら刺しちゃうとかね(笑)
『男ってなんだろう?』
『早いとこ、逃げるか死ぬかして、どこかに行ってくれないといかんもの』
とかね…
『私はなんにもないけど、愛されたい』
『ダンナを恨んどったけど、アンタに会えんかったら子どもらにも会えんかった。ありがとう』
とか……うわ、ココロん中から漏れてる漏れてる(笑)って思ってしまった。
西原理恵子さん、やっぱりスゴい。
【営業ものがたり】に収録されてる『うつくしい のはら』は、何度読んでも涙が出てくるし、
【毎日かあさん 入学編】に収録されてる、『こんな苦労が男にできるか バカヤロウ』『人生は女の方が絶対たのしい』に励まされた働く母親は私だけじゃないと思う。
私の定期は、あと9年で満期になるんだな~(笑)
10年満期にしておけばよかったけど、舅が末期ガンだとわかって、
『戦ってやる』
と思っちゃったからなぁ~。元病院勤務のサガか、天国に逝ってしまった姑への、せめてもの恩返しのつもりだったのか…
最近、姑似だった夫の顔と体型が、舅そっくりになってきたように見える時がある。
『男はいざというとき、どんと構えていればいいんだ』
とエラそうに言ってた当時の夫に、今の自分の姿を見せてあげたい。
どこかから借りてきたような言葉や台詞ばかり、
『自分の言葉で話してみろ!』
と私以外の女性から言われた事、なかった?
私はこんなキツイ言葉を口に出す人間じゃなかったよ。結婚して数年経つまでは。
思い出してみるがいい。
結婚してからの数年。初めて流産するまでの私はこうじゃなかった。
でも、今、こうしてムスメの寝息を聞いていられるのは夫がいたから。
ムスメは私の宝物。
ムスメにとっては100点の母親じゃないと思うけど、私にとってムスメは100点の宝物(o^-^o)
流産で会えなかった子どもの分も、ムスメが幸せになりますように。
私の存在が、ムスメの障害になりませんように…