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2007/11/20(火)23:12

役所と警察をぐるぐるタライ回しな日

DV?モラル・ハラスメント?(37)

先月から役所の女性相談窓口や、男女参画センターの相談に電話したり、行って話したり、ネットやモラルハラスメントの本もいろいろ読んでみたり。 結果。やっぱりワタシは精神的DVを受けていたんだな、と確信した。 ”被害者”という言葉を使うほど、ワタシは目に見える被害を受けていないじゃないか、と自分で思う時がある。 ワタシがやってきたことは、昔からの、というか、ワタシの親世代なら普通のこととされてしまう程度の辛さで、それでココロが折れて、体調を崩してしまったワタシが弱かったんじゃないか、と思いそうになる。 思いそうに、なる。けど、『それは違う』と否定していかないと、また、精神的DVを受け続ける人生に向かってしまう。 ワタシの親世代の人に話しても、きっと理解してもらうのはとても難しい。 案の定、法テラスで紹介された弁護士事務所の一番トップの弁護士さんの顔には、 『なぜこれで離婚したいとまで・・・』 といった雰囲気が漂っていた。 『あなたは、感じやすいようだから』 とも言っていたし。 ああ、きっと、うつ病で、被害者意識が強くなっている、と思われているんだなぁ。 実際に調停に同席してくれる弁護士は、うちの事務所の若い人になる、と言っていたから、それがせめてもの救いかも。 一番最初に相談した役所の女性相談員の人も、うちの親世代の人だった。 女性だけど、役所でずっと仕事を続けてきた人なのだろうけれど、共働きで、流産した時や妊娠が発覚してすぐ切迫流産で入院になった時、出産後すぐに自宅へ帰らなくてはならない環境で、手伝いの人を頼みたいと夫に相談したら『そんな金を使うな』と言われ、孫の顔を見に毎日やってくる姑に気を遣いながら家事をし続けた事をワタシが辛いと感じたのをわかってくれていないように思えた。 DV法で、精神的なDVを受けた人が加害者の下から逃げたした場合、住民票の移動先を加害者が見られないように措置をとってくれる様にできるのは、来年の1月に改正されてからだから、今のあなたの状況では無理だと言い続けた。 ダメもとで、警察のDV担当者へ聞いてくれと。 警察の担当者へ電話すると、ため息をつかれた。 『ああ、あの窓口の人は、何べん言ってもわかってくれないのよ。それはね、住民票を扱っている窓口で非開示以外の方法を取ることで、とりあえずすぐに引越し先を知られないようにできるんです。役所のその窓口の人に電話して話してみてください』 同じ建物にある、同じ役所なのに・・・ 住民票の転出入で、DV関係を担当している人に電話をつないでもらう。 たぶん、歳はワタシと同じくらい。 女性相談窓口と、警察のDV担当の人から言われた事を説明すると、すぐに理解してくれた。 現行のDV法を適用して、住民票を加害者に見られないようにするためには、まず、世帯を分離しておく。 これでちょっとは、夫がすぐに転居先を知るまでの時間が稼げる。 健康保険証(国保なので)も、夫の分と、ワタシとムスメの分の2冊に分けられること。 今、夫が扶養者になって受け取っている児童手当も、世帯分離をして、手続きをすればワタシが扶養者になって受け取れるようにできること。 転入先の役所の転入窓口と、転入先の警察にも今のうちに連絡を取って、仮止めという申請をしておく。 引っ越してから、転入先の役所で書類をもらって、警察のDV担当者と話をして、日付をはっきり覚えていなくても、具合が悪くて起きられずにいて、顔に水を掛けられ、怒鳴られ、傷が残らない程度とはいえ、蹴られたのは暴力になるのだから、そのことをしっかり話して、役所への意見書を書いてもらう事。 その意見書を役所へ出せば、住民票を非開示にすることができる。 もし、警察の担当者が意見書を書いてくれなかったとしても、転入してから2週間は転入届を出すのを保留にしておけるので、調停が始まるまでの時間が稼げる。 もし、夫が居場所を突き止めてやってきても、すでにDVについて警察に相談しているのだから、通報すれば警察が来て、守ってもらえる。 結果的に、いい方向の情報はもらえたけれど、これってタライ回しだよなぁ。。。と受話器を持っていた左手を見たら、かなり握り締めて話していたらしく、受話器の跡で赤くなっていた。 こんな程度でため息をついていちゃ、まだまだだ!と思うけど、やっぱり出てしまう、ため息。 はぁ~~。。。 いやいや、まだまだ母はがんばらねば!!

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