カテゴリ:格闘技
昨日の試合を早くもDVDに焼いて今見てますが、
やっぱり最高だね。ノアは。 もちろんベルトのかかった試合も すばらしい激闘で、楽しかったんだけど、 やっぱり昨日の真髄はタイトルにある 「Destiny=運命」ですよね。 第8試合の天龍×小川は、 なんだか駄々っ子の息子をお父さんが叱り付けるような感じで、 小川が攻め立てるんだけど、あんまり効いてないよって感じで、 一方で天龍の一発一発は効いてたね。結局小川の完敗だったけど、 試合終了後の天龍が小川の肩を持って帰っていくところなんか、 感動しちゃったよ。 セミファイナルの小橋×佐々木は、 プロレスって楽しいものだなと改めて思わせてくれた超打撃戦。 野球で言えば、11-10みたいな、ボコボコの打ち合い。 でも、打撃戦のプロレスっていっても、足技は皆無だからね。 腕だけ。まさに豪腕対決。25分なんてあっという間だった。 最後、小橋と佐々木の握手&抱擁を見たら、 本人が納得した試合だったんだろうなと思った。 見てる我々もそうだったからね。 メーンイベントの三沢×川田。この2人の関係は、 俺も含め、全日本からのノアのファンなら、誰もが知っている、 「因縁の対決」というだけでは語りつくせない対決なんだよね。 ま、実際、もう交わる事はないのではと思われていた対決だけど、 川田がフリーになった事で、実現したといってもいいんだろうね。 フィニッシュホールドに大技を持ってきても、両者ともに返すから、 結局最後は、三沢の渾身のエルボー×川田の執念のキック。 こんなに鬼のような顔をした三沢は初めて見たかもと思うような、 エルボーの連打。それを川田は避けようとせずに前に出てくる。 それでも最後は、三沢の14発目のエルボーで川田を沈めた。 決着がついた後のマットの上、三沢と川田が 偶然にも同じ体勢で並んで大の字になっていた。 単なる偶然とはいえ、この光景を見たら、 なにか言葉に表せないような不思議な感情を覚えた。 仲が良いとか悪いとか、そういう簡単な事じゃなくて、 切っても切れない何かで結ばれているんだなこの二人は。と思ったね。 この最後の3試合、どれをとっても、 フィニッシュホールドはその選手の一番の得意技なんだよね。 スープレックス系の大技ではなく、ラリアットやエルボー。 本当にプロレスの醍醐味を見せてもらった。 昨年のドーム大会も素晴らしかったが、それに勝るとも劣らない とても感動的な試合ばかりだった。大きくは書かないが、 負けてしまったが、橋の流血しながらの意地の激闘や、 KENTAの初めてのシングルベルト奪取などなど…。 もちろん今後のノアの大会(テレビ中継)も全部見るつもりだが、 来年はドームでどんな対決を見せてくれるのか。今から楽しみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/07/19 06:18:36 PM
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