2014/01/14(火)14:16
石川県のローカル記事について
読売新聞1月12日、1月14日のWEB版からの引用
引用開始*****
北陸対決「強さを全国に」〔高校サッカー〕
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優勝旗は石川に――。星稜が3度目の挑戦で準決勝を突破、決勝の富山第一と
の「北陸対決」が実現することになり、関係者や県民の期待と注目は一気に高まっ
ている。
星稜は準決勝が推薦入試の日と重なり、金沢市の同校では、競技場に行けなかっ
た教職員や生徒らが教室のテレビで試合を観戦した。
干場久男校長は「選手たちはOBの本田圭佑選手たちも開けなかった扉を開い
た」と大喜び。決勝は生徒や教職員ら1000人以上の大応援団で駆けつける予
定といい、「北陸同士の戦いだが、優勝旗はぜひ石川に」と意気込んだ。
同校1年の端根(はなね)有紗さん(16)は「寺村主将のPKが熱かった。感
動でいっぱいです」と笑顔。決勝では吹奏楽部の一員として応援する予定で、
「全力でトランペットを吹いて応援します」と気合を入れた。
地元チームの快進撃に金沢市民も沸いた。同市笠舞本町の高校3年原愛莉さん
(17)は、友人とテレビで準決勝を観戦したといい、「本田選手がいた時も決
勝に進めなかったので本当にすごい。北陸勢の強さを全国に見せてほしい」と興
奮気味。同市額新町の西野正次さん(77)は出席していたスポーツ関係者の新
年会で決勝進出を知ったといい、「地元の高校生の頑張りに会場も盛り上がった。
自分は富山県出身。どちらが優勝してもうれしい」と笑顔で話した。
また、七尾市サッカー協会理事長の中村勇さん(59)は「北陸勢同士が決勝
を戦うことはとてもうれしく、地域全体のレベルアップにもつながる。身近に目
標となる学校があれば子供たちも夢を描くことが出来るので、星稜にはぜひ優勝
してほしい」と期待を込めた。
(2014年1月12日 読売新聞)
北陸対決、県民魅了〔高校サッカー〕
石川、富山両県では、決勝戦が史上初の北陸対決となり、金沢市内の百貨店な
どに設置された特設会場には多く人たちが詰めかけ、世紀の大激戦を楽しんでい
た。各会場では、シュートが放たれるたびに歓声や悲鳴が漏れていた。
■「夢のような対戦」
金沢市の香林坊大和では、1階ホールに大型テレビが設置され、詰めかけた約
300人が、両校の激闘に息をのみ、地元の星稜イレブンに盛んに声援を送った。
星稜の得点シーンなどでは会場が盛り上がったものの、延長戦の末、試合終了
のホイッスルが無情に鳴り響くと、「あー」と残念がる声が一斉に漏れた。中に
は涙を浮かべる人の姿も見られたが、両チームの健闘をたたえる拍手が沸き起こっ
ていた。
津幡町太田、金沢桜丘高3年宮下真菜さん(18)は「桜丘は県大会決勝で星
稜に負けてしまい、どうしても優勝して欲しかった。星稜イレブンが、たくさん
の人の思いを背負ってプレーする姿に感動した」と、目を潤ませた。
また、星稜ファンでわざわざ応援に駆けつけた富山県高岡市伏木の会社員嶋勇
人さん(34)は「最後まで勝敗の予想がつかず、ハイレベルな試合。こういう
夢のような対戦カードが、また実現すればうれしい」と今後の両チームの活躍に
期待した。
谷本知事は「準優勝おめでとう。雪国のハンディキャップを克服した両校が熱
戦を繰り広げた。県民のみならず全国の皆さんに多くの夢と感動を与えてくれた」
とのコメントを出した。
■初優勝に歓喜
富山市婦中町下轡田のショッピングセンター「ファボーレ」では、2階の特設
応援会場で、買い物客ら200人以上が大型テレビで試合を観戦した。
富山第一がゴールに迫るたびに会場からは「行け行け」「打て」と歓声が上がっ
たが、後半に2点目を失うと、落胆のため息が広がり、目を手で覆う姿も見られ
た。
しかし、1点差に迫った試合終了間際、MF大塚がPKを決めると、見物客は
総立ちとなり、ガッツポーズをしたり、抱き合ったりして喜んだ。延長戦で途中
出場の村井が決勝ゴールを決めた瞬間、会場は一気に沸き立ち、優勝が決まると、
大きな拍手でイレブンの快挙をたたえた。
富山県滑川市下梅沢、県立滑川高1年、高井順平さん(16)は「北陸勢とし
て初優勝を果たし、歴史に名前を刻めた。素晴らしい」と語った。
(2014年1月14日 読売新聞)
引用ここまで*****
この記事、なにか引っかかるなあ。
富山県出身の金沢(石川?)在住者を出してみたり、富山県高岡市の会社員と
いう星稜ファンが出てきたり・・・。
なんでこんな書き方をするのだろうか?石川と富山は北陸という範疇にはいる
とそれも二つの記事も同じような雰囲気を感じる。
いずれも石川地域版の記事だが、富山に対して、優越感?それともコンプレッ
クスがあるようにも思える。
金沢市は北陸随一の都市で有り、全国知名度も同じ北陸の富山市や福井市より
もダントツ高いであろう。それは、誰もが認めることである。
星稜も知名度からいえば、富山第一高の比ではないであろう。であれば、わざ
わざ富山出身者を記事に出すことなく、素直に記事を書けば良いのではないかと
思う。