カテゴリ:死別
思い出ってある方がいいのかな
人が生きた証は、思い出の多さだという人も言うけれど 思い出が多ければ多いほど 辛くなることだってある 隣の見知らぬ人が亡くなっても 涙も出ないし、悲しくもないのは その人との思い出が何一つとしてないからだ。 自分にとって関わりのない人の死は ただの「死」として受け止められる。 だけど、 思い出が多い人の死は その思い出が多ければ多いほど その思い出が美しく、愛しいものであればあるほど 遺された人を苦しめることもある。 思い出にとらえられ 先に進めなくなる。 そして、また、 今、いる愛する人さえと触れ合うときも いつかこの日々さえも思い出に変わる日が来るのだと そう思うと 思い出を作るのが怖くなる。 その人と出会う一瞬一瞬が怖くなる。 そう思うと、人と深く関わらず、距離を置いて生きていく方が ずいぶんと楽に思えるような気がする。 あなたの思い出はあなたを苦しめていますか? あなたの思い出は、あなたを笑顔にさせてくれてますか? あなたを前に進ませてくれていますか? にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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