”演劇”的空間

2006/08/27(日)18:16

初仕事納め

演劇(73)

8月26日(土)大分文化会館に向かう。 開演は18時30分から2時間の芝居であった。 会場が18時からであったので、18時15分頃文化会館に着く。 行列は、かなり短くなっていたが、雲行きが怪しかったので、行列の最後部に並ぶ。 知っている顔がちらほら。地元なので当然か。 女性が8割以上だろうか。 右側の男子トイレは使用禁止で左の方に行くように言われた。 席は10列目の中央左。 回りは女性だらけ。化粧の匂いが鼻につく。 画面中央は、海の中を泳ぐエイの映像だろうか。 「初仕事納め」 見ようと思ったのは、西村雅彦が出演しているから・・(西村作品 大分公演といえばGOODも見たんだけど、あまり記憶に残っていないが) という事もあるが、大分市の演劇ライブ公演は割とよく見ているという理由もあるだろうか。 この手の芝居は、大分で見る機会はあまりないってこともあるだろう。 観劇の基本は、見ないと始まらないだろう。 芝居は、金子貴俊演じる新入社員が、いきなり2時間の遅刻し、出社。ところが、クロス商事はその日に倒産する事が確実であったということから、始まる新入社員の奮闘記だろうか。 さて、いきなり土下座には参った。基本的には、土下座は嫌いだ。日本人はどうして簡単に土下座してしまうのか。土下座をすれば、いいって分けには行かない事がだろうに・・・ 倒産の原因を作った田島。池内博之のまじめさが、とても良い。 クロス商事の社長は、もちろん、西村雅彦。あまり、威厳はないが、人情味が見れる役柄だろうか。いつも思うのだが、西村さんは、演芸上手いのか下手の解らないところが良い。 それにしても、会場の女性の熱気は、誰を目当てなんだろうか。 いつもこのあたりの情報に疎くて・・・ 途中で、入場した男性の頭が邪魔で前が見えなくなるし、携帯電話の振動やその携帯電話を開くしぐさが気になった。このあたりは、会場が悪いのかマナーが悪いのか。 地方での観劇の限界なんだろうか。 でも、会場はかなり大うけ状態。確かに笑える場面も多かった。 芝居後の挨拶での金子や池内の素朴さが見れ、おおむね会場は満足感であふれていたような気がした。

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