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カテゴリ:演劇
『ハルカナ』を見てから、そろそろ1週間。
いろいろなプログを見て、楽しんでいる。 『ハルカナ』には、かなり両極端な意見が飛び交っている。 これも、『藍色りすと』という劇団への期待のなせるところだろう。 あえて、困難な道を選んだ、作・演出の太田美穂さんには、ますます悩み苦しんで欲しいものだ。 さて・・1週間前を振り返ると・・ 西鉄ホールでの観劇は2度目。大分を14時過ぎに出発。西鉄ホールには開演の30分前に到着。 チケット売場で招待券を頂き、ホールに向かう。 席は、遠慮気味に左側の中段席。 開演前には、会場はほぼ満席。定員400人超なので、なかなかの動員力だろうか。 始まりは、少年ユウトと若い女性カナタが過去を振り返るところから始まる。 ハルカは、片付けが出来ず、仕事も続かず、500回も転職し、友達もいない。 父は逃げて、母は亡くなり、唯一の肉親姉とは、喧嘩ばかり。 カナタの自殺未遂が原因で、姉はカナタを精神科病院に入院させる事とした。 そこから、カナタは精神科病院で戸惑いながら、同年代の少女達と交流が始まる。 疑問(1) 実は、見ていて最大の疑問は、何故精神病院(精神科病院)を舞台にしたのか。 個人的な体験だろうか。それとも取材の成果だろうか。 疑問(2) カナタの病気は、何んだのだろうか。精神病って、言ってもいろいろあるしね。 疑問(3) ユウトの存在は・・・ ユウトは幽霊なのか。カナタの守護霊なのか。それともカナタが見た幻覚なのか。 実は、芝居が進むなかでこうした疑問が浮かんでは消え浮かんでは消えた。 おいおい、こんな精神病院はないよな。 でも、なんかこだわってるよね、いろいろと・・・ 舞台のセットは面白かった。 正面の右上には、常にユウトがいた。 舞台の背後には、観覧車があり、カナタとハルカが少女だった頃の思い出が回想される。 精神病院で過ごす毎日。 そして、カナタはユウトと約束を守るときが来る。 ラストシーンは、なぜか感動的。 ストーリーは、やや飛躍的だし、何故あのようなラストシーンとなったのかは分からなかった。 でも、所詮これは芝居なんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.24 21:07:38
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