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カテゴリ:piano
1954年のホレス・シルバーと言えば、最高だろう。
そもそも、この1954年というのがジャズにとっては非常に重要な年だ。つまり、ハード・バップ元年と言ってもいい年なのだ。 そして、このハード・バップを強力に推進するのがホレス・シルバーであり、この時期、最も勢いのあったピアニストである。 1954年のホレス・シルバーと言えば、最高。聞かずばなるまい。 まず、2月21日にバードランドの名演がある。メンバーは Clifford Brown (tp) Lou Donaldson (as) Horace Silver (p) Curly Russell (b) Art Blakey (d) 有名なPee Wee Marquetteのメンバー紹介も聞いていてわくわくするというものだ。 4月3日と29日には、マイルスとPrestigeに吹き込んでいる。4月3日のメンバーは、 Miles Davis (tp) Dave Schildkraut (as) Horace Silver (p) Percy Heath (b) Kenny Clarke (d) 4月29日のメンバーは、Dave Schildkraut (as) に代って、J.J. Johnson (tb) 、Lucky Thompson (ts) が入る。リズムセクションは、Horace Silver (p) 、Percy Heath (b)、Kenny Clarke (d) で同じ。 この2回のセッションは、アルバム『Walkin'』にまとめられた。 この年、5月19日、アート・ファーマーとジジ・グライスが1954H.シルバー・リズム・セクションをバックに吹き込んでいる。 Art Farmer (tp) Gigi Gryce (as) Horace Silver (p) Percy Heath (b) Kenny Clarke (d) 曲目は、 A Night at Toni's Blue Concept Deltitnu Stupendous-Lee 1954年6月29日には、マイルスとロリンズだ。 懐かしのレコードで言えば、A面がマイルスとモンクの、いわゆる「ケンカ・セッション」で有名な『バグズ・グルーヴ』のB面になる。 Miles Davis (tp) Sonny Rollins (ts) Horace Silver (p) Percy Heath (b) Kenny Clarke (d) 曲目は Airegin Oleo But Not for Me But Not for Me (alt. take) Doxy である。 11月13日には、Horace Silver and the Jazz Messengersである。 メンバーは Kenny Dorham (tp) Hank Mobley (ts) Horace Silver (p) Doug Watkins (b) Art Blakey (d) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.17 21:13:20
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