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カテゴリ:起業のこと
「夢を叶える読書術」を読みました。
ステイ先のホテルで読んだのですが、 いつもなら本を読み始めと同時に眠気に襲われてしまうのに、 時差ボケのあたまでもサラッと読めて、楽しく、しっかりあたまに入ってくる よい内容でした。 読書感想文なのだけれど、 経営者として生きてこられた方の感性がどこそこに ちりばめられて、 ああ、こういう風に感じるんだな、とか そういうときこう考えるんだな、とか こんな行動をとるんだな、とか ものすごく参考になりました。 経営の知識もいっぱいつまっていて、 例えば、 口コミによるマーケティングが注目を集め始めているけれど、 口コミが広まるためには、 「インパクト」と「それを伝えるメリット」 の二つの要素が必要である。 「アイドルの○○ちゃんが妊娠した!」 というインパクトだけではメリットがない、 「アイドルの○○ちゃんが妊娠して、 スタイルをキープするためにどこどこのガードルをはいているらしい。」 というメリットがあってはじめて口コミが成立する。 会社で何かを始めようとするとき、 「これもあったほうがいい。」 「あれもあったほうがいい。」 という考え方は無駄。 なんでもあったほうがいいに決まっているから。 今あるリソースで勝ち抜く、 必要最低限なものを整備していく、 というのがすごく効率的な発想であり、 大事な視点である。 今あるもので最大成果をあげることが経済性である。 などなど。 あたりまえのことであるけど、 言われてあらためて納得しました。 最後に、 銀座のママのサクセスストーリー「女帝」のところで、 『"ビジネス感覚”と”女性らしさ”は両立できる』 と書かれてあったのに この本の中で一番反応しました。 いままでビジネスは論理的で戦略的な 男性的な考え方でないと上手くできない 気がしていたのですが、 (だから超女性的な考え方の自分には無理かも、 無理でなくても、ものすごい訓練が必要、と思っていたのですが) 仕事と女性であることをリンクさせて生きることが自然。 という経沢さんのとらえかたに 「できるかもしれない。」 と勇気をもらいました。 母であり女であると仕事ばかりにエネルギーをそそげずに くじけてしまいそうになることもあります。 それでも 女ならではの強さ、やさしさ、かわいらしさを大事に 社会の役にたつ仕事を 続けることができたらいいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.26 15:52:37
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