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まゆの部屋

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義務教育

mayu

現状の日本の義務教育では一定の効果をあげながらも弊害も感じられます。その一つに学校内の保守性にも原因があると思うのです。新任の先生方は希望に燃え生徒の個性を伸ばす教育をしたいと願って日々努力したとしても、その努力が報われないどころか他の先生方の批判を受けることとなる場合もあります。

先生が生徒に対して情熱をもって教えようとしても、生徒は先生を友達のように思っているところもあるかもしれません。つまり両者の間に厳しさがないのです。それは先生の権限が狭められているからでしょう。

そんな不十分な教育環境を回避するため心ある親たちは私立の学校を選ぶこともあるでしょう。

あるいは熱心な先生のいる塾に行かせようとするでしょう。

日本の学校の保守的な傾向を嫌がってアメリカンスクールに行かせることもあるかもしれません。

それは親の自由意志で決められます。

ただ問題は経済的理由で私立にも、塾にも、アメリカンスクールにも行けない子はいるはずです。そんな子の中にも将来日本を、あるいは世界を担う子はいるのです。

その意味で義務教育は必要だと考えます。そして日本の教育制度が子供たちの個性を伸ばすために十分なカリキュラムを持つようになることを望みます。そして将来国際人として活躍できる英語を身につけるための教育を充実してほしいと願います。現状の公立小学校での英語教育は十分でないように思います。

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opinion

> ただ問題は経済的理由で私立にも、塾にも、アメリカンスク
ールにも行けない子はいるはずです。そんな子の中にも将来日
本を、あるいは世界を担う子はいるのです。
> その意味で義務教育は必要だと考えます。そして日本の教育
制度が子供たちの個性を伸ばすために十分なカリキュラムを持
つようになることを望みます。

結局、カネがないのは、自由な選択権がないのと等しいという
ことでしょう。それはその通りであり、そこで政府が介入しな
ければなりません。それは義務教育という形で政府が一律の教
育を提供するのではなく、奨学金という形で子供に与えるのが
よいと思います。そうすることによって、教育を受ける側にど
のような教育を選択するかという自由が与えられます。

個性を伸ばすようなカリキュラムを政府に求めるのは無理であ
ると思います。小泉さんがよくいうように、郵政民営化すれば
、官が思いもつかなかったようなアイデアを民間は出してくる
のであり、社会が活性化するという。それと同じように、官の
発想はごく限定されたものであり、民間の多種多様な発想にゆ
だねるべきであります。『天才は、自由の雰囲気の中において
のみ、自由に呼吸することができる』(p.131)、と自由論に書
かれていますが、その民間に任せきった自由の中から天才的な
発想が生まれてくるのです。

また、教師を自由にさせることによって、熱意のある教育も生
まれてきます。がんじがらめに拘束するところでは、教師もそ
の才能を生かすことはできないでしょう。

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mayu


人の学力の伸びる時期は人それぞれだと思いますが、基本的学習能力は教えられることによって身につくものだと思います。

自由を尊重する自己責任による教育では親が教育に熱心でない場合子供はその能力を身につけることができません。そのため私はある程度の義務教育は必要だと思います。それは読み書きそろばんと集団生活を学ぶ程度のもので良いと考えます。

今の日本の義務教育のあり方には疑問を持っています。人はそれぞれ違うのだと言う認識にたって多様化された教育の場が必要でしょう。現状のままではそのことが不可能であるならば民間レベルでの教育の充実をまたなけれなりません。ただ教育が産業になってしまうことに恐れを感じます。金儲け主義の教育が行われ、人を育てていくと言う長期教育が行われない可能性もあるからです。その意味で親はしっかりとした考え方をもって子供の将来を見据えた上で教育を選んでいけるかが問題です。つまり自己責任による教育が効果をあげるためには社会全体の知的レベルが高い必要があるのではないでしょうか?自分の頭で考え選択できる人間の集まりでなければならないのです。日本人は歴史的に見ましてもそのような環境にはありませんでした。

『天才は、自由の雰囲気の中において
のみ、自由に呼吸することができる』と言うことは理解できます。日本は天才が能力を発揮できる土壌は持っていません。天才は異端とされるのです。村八分的な発想でしょう。人々の意識を変えるほどの天才は日本にもいました。その人たちが日本の歴史を変えてきたのだと思います。ただそのような天才は少数です。全ての人間が天才ではないのです。

私は自由すぎる教育も拘束しすぎる教育も効果がないように思います。

真に意味ある教育のあり方を将来を担う子供のためにも模索していく必要があります。どうして日本の教育改革はこんなに時間がかかるのでしょうね。



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