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51歳 出師の表 (19年目)

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2022.06.17
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暑いのと、仕事ストレスでテンション低めな上、

ひとつひとつ作業を考えながら

やっているといつの間にかもうお昼。

最初は午後からサイクリングもできるんじゃないか

とか密かに思っていましたが、無理っぽいですね。

じゃあ、このままゆっくり焦らずいきましょう。



いよいよフレームにパーツを組み付けていきます。

まずはケーブルガイド。

純正のままでも何の不具合も無いのですが、

ブルーのが売っててかわいかったので新調しました。



お!かわいい!


シマノ スモールパーツ・補修部品 SM-SP18-T ケーブルガイド(タッピングビス/ブルー) Y66Y98610 SHIMANO

シマノのケーブルガイドにはブルーと黒と二つあって、

このブルーの方が50円ほど安くて200円ちょい。

ウキウキする方をチョイスしました。

自作であけた水抜き穴にも被らずオッケーでした。



続いてヘッドパーツ、

タンゲのファルコンです。



木材を敷いて、布をかぶせて、

出でよ!マイティ・ソー!笑



いつも通り、ガン!ガン!と2~3回ほどで

下ワンは無事組み付け完了。

うまいことタンゲ・ジャパンの刻印が正面にきました。



同様に上ワンも撲入完了。

シルバーパーツが付くと

グッと自転車の雰囲気が漂ってきました。


【送料無料】タンゲ HDN06600 FL250CJIS ヘッド JIS ポリッシュ HDN06600

このタンゲのファルコンは1年半経ちますけどピッカピカです。



フォークコラムにグリスを塗って、

クラウンレースを装着。

ヘッドパーツの順序を確認しながら

フレームにフォークを取り付けます。



おお!!

イイね!!

自転車になってきた!

次!ホイール!ホイール!



ちょっと塗装面の厚みが出たのか、

今までよりハメにくかったですが、

ホイールも装着完了!

低めだったテンションが上がってきました!



おおおおーー!

こうなるのかー--!!

ホイールが付くと急に興奮してきました。

今までの妄想がカタチになり始めています。



続いてアウターストッパーをダウンチューブに装着。

以前、固着して破壊したので

ネジ部にはしっかりとグリスを塗っておきます。



いよいよ駆動系の本丸、ボトムブラケット!

スギノのマイティビクトリーという50年前のクランクを

中古店のネット販売で一目惚れで入手したのはいいけれど、

そもそもスクエアテーパー規格というボトムブラケットは

スポーツ車の世界では4周遅れくらいの古くなってしまっていて、

しかもスクエアテーパーの形状には、

シマノの「JIS」と、

カンパニョーロの「ISO」があって、

このスギノのマイティはカンパ互換が売りだったようで「ISO」規格。



ということで条件を満たす現行品を探して探してやっと見つけたのが

TOKENの「TK8675CM」という品番。

スギノのクランクだからスギノのBBだったらいけるはず、

とも思ったのですがスギノの市販品のほとんどがJIS規格で、

一部、昔ながらの競輪規格のBBは「SG75」という独自規格で、

多分、いけるんじゃないかと思うのですが

競輪用では軸の長さが足りないし

スギノ社のホームページ上では

「ISOともJISとも違う」と明記してありました。



もうひとつ、

タンゲセイキの「LN7922」というBBは

ISO規格でいけるっぽい情報があったのですが、

JISとの記載もあるし謎が深まるばかりでした。

今、普通に買える範囲で、

現行品で手に入るISOテーパーのBBは、

唯一TOKENだけじゃないかなと思います。

どうなんでしょうね?



続いての問題は軸の長さ。

50年前のスギノのカタログをネットで調べてみると、

マイティシリーズのダブル仕様に適合する

ボトムブラケットの軸長は113mm。

だけどTOKENのISO対応のラインナップには113mmがなく、

近いところは111mmか115.5mm。

111mmは通販の在庫があってすぐに買えるけど、

軸が短いとクランクやギアがチェーンステーに干渉するかもしれないので

幅が広い方の115.5mmを取り寄せることにしました。

2.5mmくらいガニ股になるのは大丈夫です。笑



とまあ、

マイティビクトリーを衝動買いして以来、

BBの確保まで半年以上はかかりました。汗



せっかく今まで使っていたシマノのJISテーパーもあるので

2種類を比較してみます。

まずはTOKENのISOテーパー。



ISO規格のクランクにISO規格のBBなので

当たり前ですがピッタリと隙間が無く

当然ガタも全くありません。

フィキシングボルトを使わなくても

そこそこ奥まで精度高くハマっていると思います。



続いてシマノの「UN300」。

JIS規格のBBをISOのクランクにハメてみます。



あれ?

同じくらい差し込めました。

回した感じもさすがシマノという精度の高さで、

微塵のガタもありません。

え?どゆこと!?同じくない!?笑



手でいじってみた感じ、

全く差が感じられませんでした。

見た感じは四角の面取り部分の形がちょっと違うかも?くらい。

あとは色ですね。笑

半年かけて調べて入手したのにその差が分らずじまいです。



ひょっとしたら

どっちでも素人には影響のないくらいの微差なのかもしれませんね。

使っているうちにガタが出たりするのかもしれませんけど。

というわけで実験終了してBBを取り付けます。



あれ!?

シュルシュルシュルシュル、カクン。

シュルシュルシュルシュル、カクン。

BBが入ってきません。汗



あれれ?

おかしいな。汗

ネジ部を触った感じは大丈夫そうだけど、

やっぱりハンガーシェルのタッピングをした方が良かったのかな?

BBの幅は68mmで、

ネジ規格はBSAで合ってるし。。。



あーね!笑

本気で慌てましたが、

恥ずかしい話、

右ワンは逆ネジでした。汗



慌ててネットであれこれ検索して

なんとか右ワンの装着を完了。

ハンガーシェルのネジ部はスムーズだったので

やはりタッピングの必要はありませんでした。

フレームのここの集合部は塗装してよかったなと思います。



さて、いよいよ今回の組み立ての目玉、

マイティビクトリーを装着します。

ピカピカに磨きましたけど素材は私と同級生、

あちこち油分が切れていますので

しっかりとグリスを塗っておきます。笑



ついにマイティビクトリーがBRUNOに!

フィキシングボルトはスギノのメッキのボルトにします!

ピカピカでまぶしいわー!



おっとっとっと、

今度は工具が合わないか?

いつもの14mmじゃなくて

新調したボルトは15mmのようで、

なおかつ手持ちの15mmのソケットレンチでは

厚みがあってクランクの中まで回せません。汗



困ったな、

というか今日はどうしようもないので、

スギノのメッキボルトはあきらめて

BB付属の六角レンチのフィキシングボルトで対応。

買ってから慌てるといういつもの構図ですよ。笑



では!

気を取り直して右クランク登場!

このギラギラ感!

時間をかけて磨いた甲斐があります!



ついにBRUNOにマイティビクトリーが付きました!

機械って感じがすごいです。



全体の趣味は80年代後半で、

クランクだけ70年代。

ビンテージ色が強すぎるかなと思っていましたが、

モータースポーツっぽくも見えてマッチしてそうです。

心配がまたひとつ減り、完成が楽しみになってきました!



続いてハンドル!

前回、取り外したハンドルセットを

そのまま組み付けるだけです。

クリスタルフェロー、見る度に惚れ惚れします。



いいね!

一気にミニベロロードになってきました!

ちょっとだけブルホーンに未練がありますが、

やっぱりドロップハンドルへの憧れが勝りますね。



次はWレバー!

残る純正品はこのWレバーとシートクランプだけになりました。



フロントディレイラーの取り付けバンド。

サンツアー仕様にしたいと思っていたので、

マイクロシフト社の取り付けバンドを選んで買いました。

でも、

どこにも刻印もシールも無いし、

ダイアコンペの袋でした。笑



シートチューブの凹みが心配でしたが、

クランプを締めた感じでは大丈夫そうでした。



今回のチェーンリングは前回と同じ52tだし、

フロントディレイラーも同じシュパーブプロなので

取り付けバンドの位置も凹みと同じ場所になりましたが、

これ以上、凹みが進まないよう、

必要以上の力を加えないようにしました。



前後ディレイラーをとりあえず仮り組み。

やっぱりかっこいいわー!シュパーブプロ!

もうあれこれ出来て大満足だし

暑いのでここらで終わりたいですけど、

せっかくの梅雨の合間の晴れですから

あと少しがんばりましょうかね!






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Last updated  2022.08.16 19:51:55
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