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知的障害児てつくんのははの日記

知的障害児てつくんのははの日記

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2005年09月05日
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遊び治療の先生の言うように粘土遊びをしてみた。手に握らせて「握って握って」と歌って一緒にやってみた。すると、確かに握り始めた。先生の指導はすごい、と思った。

が、数回義務的に握って机の上に置いてしまった。それで今度は平べったくして指で押す遊びをやってみた。これも数回は義務的にした。そしてその後は逃げて行ってしまった。

う~ん、こんなもんだろうか。興味が無い!の一言のような気がする。でも毎日していると、自分の日課になって、それが興味になるだろうか???
もう数回続けてみよう。

椅子を持ち出して戸を開けることは上手になって、いたずらのし放題である。仕方なく椅子を全て積み上げてみたが、どうするだろうか?知恵比べのようである。

そしてスケジュール表、黒板に字を書くだけだが、一週間続けたところ、朝、黒板を見ていた。これは関心がありそうだ。

昨日の夕食の時、「おじいちゃんにご飯ですよ、言ってきて。」と言ったところ、いつもはおじいちゃんの部屋に行って小さい声で「ご飯です」と言いつつテレビを見始めてしまうのだが、昨日はおじいちゃんが部屋にいなかった。

するとてつくん、「いないね、いないね」といいながら部屋を出てきた。その様子がかわいくて後でおじいちゃん、おばあちゃんにもそのことを話した。おじいちゃん、「確実に物事がわかってきているね。」と喜んでくれた。

かばんまで流しに持っていこうとするような、変なところはたくさんあるが、自分がしようという意欲が少しずつ芽生えてきているてつくんである。





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最終更新日  2005年09月05日 10時39分08秒
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