テーマ:障害児の親として(1435)
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美術治療の日。今日も絵の具を使ったり、小麦粉を使ったり、かなり自由にさせてもらったようだ。てつくんは絵の具のトレイに足を入れたがったので、先生が足を入れてあげ、足の型をつけたり、手の型をつけたりしたそうだ。
授業の中で、マカロニを使ったそうで、マカロニを見ててつくんは「ドウナツ」と言って、その後ドウナツに関連する内容を独り言を言っていたらしい。 先生が「言葉の出る子達は、遊び方がわからないと一人で頭の中で言葉で遊んでしまうので、自分の世界に入って遊んでいる時は、お母さんが言葉を現実と結びつけたりしながら、自分の世界でなく現実の中で遊べるようにしてあげてください。」と言われた。 私はなるほど、と思いながらだんなにこのことを言うと「そんなことわかってることじゃないか。だからどうすればいいかが問題じゃないか。」と言った。 確かに。自分の世界の中で遊んでしまう、人との相互関係を好まない、ということはわかっていることで、それをどうすればよいかがわからなくて治療に通っているわけで・・・・・・・・。だんなの一言でなんか思考がストップしてしまった。 確かにだんなはてつくんと遊んであげる時、「爆弾」なんていいながら笑わせて遊んであげる。実はこれが一番いい治療方法なのかもしれない。 自分の世界に入ってしまうこの子達。それが悪いわけではないのであろう。ただそれだけに浸ってしまったり、人との関係を持たなければならない場面、公の場、などでその場に入れずに自分の世界の中だけで居たのではだめなのであろう。 とにかくかかわってあげる時間、回数を多くしながら、人との接し方、それが楽しいこと、自立、習慣、場をわきまえることなど、を感じさせてあげる必要があるんだろうなあ、と今、日記を書きながら頭の中を整理しているてつの母であった。 最近お兄ちゃんがてつくんとよくかかわってくれるようになってきた。てつくんがゲーム機をほしくてお兄ちゃんの後をついて回るからだが。逆に良く遊んであげていた妹は最近、自分の遊びを邪魔されるのが嫌でてつくんをいじめてしまう。まあ、兄弟にもいろんな時期があるんだろうなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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