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テーマ:ひとり言・・?(17567)
カテゴリ:何気ない日々
今日の札幌は朝から雷が鳴り雨の朝でした。好天と悪天候を繰り返しております。昨夜寝るのが遅かった割には7:00前に目覚めました。
しかし遅い朝食後久しぶりに昼寝をしてしまいました。しっかり固定電話の留守録設定はしておきました。良く寝られました。やはり眠りが足りなかった様です。 いつもの様に「思いっきりテレビ」を見ていると「今日は何の日」のコーナーで今日は「沖縄そば」という名称を勝ち取った日という事です。 沖縄に行った事のある人であれば「沖縄そば」を知らない人はいないでしょうね。豚足や豚ばら肉がのった別名「そーきそば」とも言われていると記憶しています。 もう25年前に出張で沖縄に行った時初めて食べました。私にとっては少しくせのある味でした。 元々は沖縄の家庭料理として歴史は古く何故今日が「沖縄そば」の日なのでしょうか? 1972年に沖縄はアメリカから日本に返還されました。それ迄は沖縄への行き来にはパスポートが必要で日本の行政が介入する余地が無かったのです。 返還後は気楽に行ける様になり本土からの観光客も増え「沖縄そば」はすっかり沖縄名物になりました。しかしそんなある日突然「公正取引委員会」から「沖縄そば」にはそば粉が全く使われておらず「かんすい」を使って作られているから「そば」という名称はまかりならぬとの命令が下ったのです。(「中華麺」と変えなさいという事でした。) 長く「沖縄そば」の名称で親しまれてきてそれが沖縄名物にもなったのです。 その時に1人の沖縄製麺業会の理事長をされておられた方が「公正取引委員会」と日本全国の製麺業会を訪問し「沖縄そば」の存続を訴え続けたとのことでした。 沖縄が日本に返還されたゆえに「沖縄そば」と名乗れなくなる事を身を粉にして訴え続けた情熱が遂に「公正取引委員会」のそばの定義に「但し沖縄そばは良しとする」という1文が追加されたのです。1978年の今日の事でした。 沖縄をこよなく愛するこの人の情熱が無かったら「沖縄そば」は何という名称になっていたのでしょうか。「沖縄ラーメン?」ピンと来ませんね。 やはり「沖縄そば」だからこそ沖縄名物として君臨して来たのだと思います。 一人の郷土愛と後世に「沖縄そば」を何としてでも残さねばとの熱意と行動が郷土料理としての沖縄名物を存続させた功績はいつまでも語り継がれる事でしょう。 自宅にいながら沖縄を味わえます ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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