たちまゆのケセラセラな毎日・・・

2005/08/02(火)00:07

オシャレは誰のため?

私のつぶやき(90)

以前あるアメリカ人男性が言っていた事が とても興味深かったので、書いてみようと思う。 この男性いわく、 女性というものは新しい洋服を買ったり、髪型を変えたり、 ブランド品を買ったり、ネイルをしてもらうのは 男性の目を意識して・・・というより、 どちらかと言えば、同性である女性の目をかなり意識して・・・ の事の方が大きいように思うんだけど、どうだろう? 僕の妻を見ていると、そう感じるよ、と苦笑していた。 “ Women dress up for women”って・・・ (女性は女性のために着飾る) ”A woman dresses up for a woman”のように、 特定の人物だけを対象ではなくて、 それ以上の複特定多数の女性に対して・・(笑) 私はその男性の奥様にはお会いしたことがないので、 そのご夫婦のケースはよく分からないけど、 でもその男性は自信たっぷりの言いぶりだった。 聞いたときは“え~~~?そうかなぁ?”と異議を唱えたくなったけれど、 ふむふむ・・・よ~~く考えて見ると、 彼の指摘はあながち当たっていないとも言えないかな?と思った。 そもそも女性は(もちろん男性も・・・)キレイになりたい!! というのは不滅の願望で、何歳になろうと 美への追求はなくなる事はない。・・・と思う。 だから「ダイエット特集!!」と謳った雑誌はバカ売れし、 高いお金を払ってもダイエットサプリメントなるものを購入し、 可愛い洋服を見ては、それを着ている自分を想像して欲しくなり、 新しいコスメが発売になるとさっそく試したくなり、売り場に予約を入れ、 “プチ・イメルダ婦人”と旦那に嫌味を言われるほど靴を たくさん持っていても(収納場所もないほど)、 さらにまた新しい靴が欲しくなり、 お気に入りのブランドで、新しいラインのバッグが出ると欲しくなって “これ、今年のクリスマス・プレゼントね!!”と勝手に旦那に宣言をし、 どういった髪型が一番自分にしっくりくるか日々研究をして、 数ヶ月ごとの美容院通いを怠らず、 どうせ家事の最中に折れる、剥がれると分かっていつつも ネイルサロンに通い、 つけていく場所なんて滅多にあるわけでもないのに、 清水の舞台から飛び降りる覚悟で宝石を購入し・・・・ ・・・と書いていてもキリがないほど、女性はあれやこれやと お金を使うように出来ているらしい。 その全てが、同性に向けての見栄のため・・・とは言わない。 もちろん自分自身のため、と思って買っている人がほとんどでしょう。 良い物を買って見につける事で、自分の気の在り方も変わってくる、 あるいは自分に自信が付くなどなど・・・ 自分への御褒美で、思い切って購入するケースもあるでしょう。 私なんぞ、この“自分への御褒美”を何度、勝手にした事か・・・(笑) 後は、やっぱり彼氏や旦那様などの男性の目を意識して・・・ という買い物もあるでしょうね。 まぁ、セクシー下着なんかは同性の目を意識して・・・というより やはり異性の事を考えながら購入する事が多いのでは? “これを見たら、彼はなんて言うかしら??? ウフフ・・・” なぁ~~んて・・・ (ここ何年もこういう事のない、たちまゆでございます・・・) まぁ、付き合って始めの頃などは、やっぱり彼氏の目を意識した 洋服選び&ヘアスタイルもしていた事は確かだけど・・・ でも・・・・ よ~く胸に手を当てて考えてみると、 同性の目を意識してオシャレしている事って案外、多いのかも。 だって例えばブランド物のバッグや財布を持ってても、男性に “お!それイイね!!OOXXの新作?俺も欲しいなぁ~” なんて羨ましがられる事は、ほぼないはず。 大抵は同じ女性の方が、こういうのに目ざとく気付き、 “これどこで買ったの?いくらくらいしたの?ちょっと見せて! へぇ~~可愛い~~“ と褒めながら、鋭くチェック!!(笑) 洋服だって “あら、OOさん、その服素敵ね。とっても似合ってるわよ” と同性に褒められると、なんだか旦那に褒められるより 嬉しいと感じてしまうのは私だけ?! ネイルだって、新しいデザインで仕上げてもらっても それにいちいち気付く旦那って、あんまりいないんじゃないかな? (あくまでもウチの例をべースにしてるので、違ってたらごめんなさい) やっぱり同じ女性の方が “わ~~、キレイ!! それ、どこでやってもらったの?見せて見せて!!” となる事が多いんじゃないかな~? ずっとその昔、高級クラブで働いていた知り合いに聞いた話だけど 女性しか働いていないから、ホステス同士けっこうドロドロだったらしく お店でナンバー1とナンバー2が熾烈な戦いを繰り広げていたらしい。 例えばナンバー1が、ある有名ブランド品のバッグを持って お店に出勤する。 するとその1週間後くらいには、ナンバー2がそれのまた 1段くらいランクが上のバッグを購入して、これ見よがしに出勤。 洋服でも同じで、どちらか一方がどこそこのブランドの高級スーツを着て お店に行くと、もう一方は更にそれより高級ブランド品のスーツで 対抗するという戦いぶり。 いやはや・・・恐ろしいというか、なんというか・・・ やっぱりここまで来ると、お互いプライドや見栄で 後へ引けなくなるんでしょうか? いつ見ても彼女は、髪はサラサラ艶々のロングで、 高級スーツやワンピースを着て、 ブランドのバッグを自分の身体の一部分のように持ち、 “高嶺の花”と高級クラブのお客さんの間で 呼ばれるに相応しい、いでたちでした。 結局このナンバー1だった彼女は、 その何年か後に幸せな結婚をし、ハワイへ転勤する事になったわけだけど あれだけ所有していた高級ブランド品の洋服、バッグ、靴、アクセサリーの 数々を全て処分して(友達にあげたり、捨てたり)、 身軽になって旅立ったのです。 “え~~!!勿体無い”とびっくりする私に “だってもういらないもの。着る機会もないし・・・ 私って、物に執着心がないのかな?” と笑っていたけど、その時の彼女はノーメークで、 服装もちょっと近所のスーパーにお買い物・・・という質素な格好。 今までのイメージがイメージだけに、その変わり用に いささか驚いた私だったけど、なんだかすごく潔くて、幸せそうでした。 あれらの豪華品は当時の商売道具とは言え、 彼女にとってはまさに、同性への見栄のための物だったのかもしれない。 “Women dress up for women” なるほど・・・言い得て妙かな・・・と納得しました。 さてさて・・・ あなたのオシャレは誰のため?

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