2007/08/11(土)14:19
方言というもの。
あきぶ~ちゃんから頂いた、京水菜の種から、
ようやっと収穫時期が来ました。
葉の伸び悩みは否めないけど、でも辛味のある味の濃い
水菜に育ってくれました。
ゴチになります、ありがとう!!
日本って小さい国なのに、
地方地方によってたくさんの方言があるよね。
私は青森出身だから、東北弁という事になるけど
一口に東北弁と言っても地域によって様々。
青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島と
よ~く考えたら、それぞれの県によって特有の方言があるし。
青森と言うと、一般的には
津軽弁というイメージが強いかもしれない。
でもその津軽弁にしたって、青森市内の津軽弁と
県西地方の鯵ヶ沢や木造方面とでは、やはり微妙に違うようで。。。
私は県南地方の三沢。
県南地方は他には八戸や十和田辺りも含まれる。
だから”南部弁”と現地では呼ぶ。
(そう、青森だからって、津軽弁だけじゃないのだ)
その南部弁にしたって、
私ら三沢&十和田グループから言わせると、
八戸の南部弁はイントネーションがウチラと違ってる。
イントネーションの上がり下がりが忙しい(笑)。
そうだよね、志乃ちゃん???
でも八戸の南部弁が、本来の南部藩の
地方文化を引き継いでる
本家本元と言えるのかも・・・
ちょうど一年前の今頃・・・三沢祭りにて
ちなみに。
三沢は県内でもわりと言葉がキレイな事で知られている?!
これって、目糞が鼻糞を笑うようなモノ?!
津軽地方の人も
”三沢の人は、言葉があまり訛っていない”と言うよ?
(浜通りのあんちゃん、ねぇちゃん、じさま、ばさまは
別として。。。市内の人達ね。ちなみに私は生粋の浜っ子)
きっとそれは、自衛隊やら原燃関係の、
他県の人達が多く住んでいる土地柄と言うのもあるのでは・・・
と志乃ちゃんと分析した。
湘南と言えばサザンに代表されるような
ポップスのイメージじゃなく、
「津軽海峡冬景色」や「みちのく一人旅」のような
暗めの演歌がピッタリの青森地方。
「よいさ、よいさ、よいさ、よ~いさ~のせ~、あ、ヤレヤレ~」
ついでに言えば、同じ青森県内でも
津軽と南部とでは、そりゃ~~~”砂糖と塩”くらいの?
大きな違いがある。
私達南部人には、正直言って津軽弁には
理解不可能な単語がいっぱいあるのよ。
しかも早口で、アグレッシブで、単語も分からないと来てるから
津軽地方に行くと、喋っている事を理解しようとするだけで
大変な労力なのだ。
でもね、弘前に親しくなった友人家族が出来て
行き来するようになってからは、
私の津軽弁のレベルもかなり上達?!
そして気づいた事は、津軽弁は
とっても熱い津軽衆の人情を表すかのような、
ソウルフルな方言で
愛着も出てくるんだな、これが。
その辺の、津軽衆と南部衆の私なりの分析は
過去に書いたフリーページのこちらでどうぞ。
津軽衆&南部衆
県内人なら納得できる事あるかも?!
山車運行の休憩時間に、ぺロリ・・・
そうやって考えると、
私はバイリンガル(2ヶ国語を操れる人)ならぬ、
トリリンガル(3ヶ国語を操れる人)って事になるんじゃ?!
だってよ、日本語(標準語)、東北弁、そして英語と。
・・・ま、その中でも英語だけは伸び悩んでいる感じも強いけど?
これからは履歴書にも”トリリンガル”と堂々と書こうか?!
関西弁は数ある方言の中でも、一番一般的に普及、
あるいは理解されている方言と言えるのでは?!
第2の標準語と言っても過言じゃないかもしれない。
まぁ、お笑い芸人の功労もあろうかと思うけど、
でもよくよく考えてみると、
関西弁って聞いてて理解出来ない単語と言うのは、
あまりないよね?
つまり会話の軸となる、名詞や動詞自体は
標準語の域から出ることなく、
接続語や語尾に関西弁の特徴が出ると言うか。
”~~~やねん”とか、”そやから~~~ねんの”などと
と言うように。
とても軽快なテンポで、聞いてても楽しい感じ。
そこへ行くと、東北弁・・・・
接続語や語尾以外に、もう単語自体が
全く別物にすり替わっちゃってるから
他県の方々からすれば、理解困難のゾーン。
例えば。
「へなが」(背中)、「後ろこんど」(頭の後部)、
「しねから」(身体)、「あぐど」(かかと)、などなど。
津軽弁の「どんず」(お尻)、「けやぐ」(親友)、
なんかも、もはや県外人には外国語にしか聴こえないのでは?!
ちょいと、例をば。
「いやぁ~~、昨日は雪がすごく降ったね~。
あんまり大雪だったから、ウチの犬ももう喜んじゃって
家の前を駆けずり回ってすごかったのよ。」
これを南部弁で言うと・・・・
「やんや、昨日だばゆぎ、すんげ、降ったじゃ~。
やだらドガゆぎだったすけ、わほの犬もよ、
すんげぇよろごんでまって、
はぁ、家のめぇ、はっけまってまってよ、ふんでがったじゃ~」
ってな感じでございますか?!(笑)。
これが津軽弁だと。
「いや、まぁ~んず きなだばユギたげ降ったなぁ~↓。
あんまし のっつど 降ったはんで、おいの犬も喜んでまって
えのめ~ はっけりまわってまって のれ すげしたんずや!!」
あるいは、最後の文章は
「えのめ~ わっつど はっけりまわって
のれ かつくつねしたんずや!!」
とも言えるらしい。
これは南部人の私には無理があるので、
バリバリ津軽衆の友人に通訳?してもらいました、ハイ。
ね?すごいでしょ?
絶対、理解不可能でしょ?
ついでに書くと・・・・
南部地方の、年寄り達が
初対面の方と話す時や、道を聞かれたりして
かしこまった言い方をする時に使うのが
”~~~ほんだなす”(そうですね)。
語尾に、”~~なす”と付くと、お年寄り層の
丁寧語になるのだ。
もし青森の県南地方に行って、お年寄りに
こんな風に話されたら、それは相手が
こちらに敬意を払っていると
心した方が良いかも?!
そうやって考えると、
TVのニュースや新聞を標準語で理解し、
ローカルでは方言で会話してた
ウチのお祖父ちゃん、お祖母ちゃん(共にもう亡くなった)は
立派なバイリンガルだったと言えるのでは?!
いや~~~、島国ニッポン、奥が深いね~~~(笑)。
みなさんの地方の、これは!というような
方言ってありますかね?
いっつも来てけで、どうもなぁ。
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