テーマ:旅の写真(3459)
カテゴリ:お出掛けしたよ
日本滞在中、これで何度目のお抹茶になるかな?! さて、津軽への旅、最終日のこの日は 私の大好きな「藤田記念庭園」へまず行きました。 ここに来るのは初めてではないけれど、 やっぱりまた来たいと思っていました。 ちょうど花菖蒲の季節。 園内には色鮮やかな花菖蒲がたくさん咲いていました。 滝もあったり・・・ 茶室もあり・・・ 池の鯉に餌付けも出来たり・・・ この庭園は日本庭園でありながら、 敷地内には大正時代の洋館も建っています。 日本庭園に洋館って意外にも合うんですね、これが。。 この館内には喫茶室もあり、軽食やコーヒーなど楽しめます。 窓の外の鮮やかな新緑の色と、椅子の座面のビロード地、 そして窓枠の緑色がマッチしていて、まるで「緑の間」。 この洋館内、いろいろ興味深い調度品などが現存しており、 じっくり見て来ました。 大理石の暖炉、ステンドグラス、ビルトインのソファ、 そしてまた窓ガラスの話題になってしまいますが、 この窓ガラスに施された細かい模様、お見事です! ここはひっそりとしていて、 それでいて見所の多い立派な庭園だと思います。 ******************* 次に向かったのは、すぐ道路向かいにある弘前公園。 この弘前公園も、そして前出の藤田記念庭園も ヒロの自宅から徒歩の距離。(と言ってもこの日は車で移動したけど) 日本に住んでいる頃、お花見の時期には毎年、弘前に遊びに来ていたけど みんなでヒロの自宅から歩いて弘前公園まで行ったものです。 なんて贅沢なロケーション!! 桜祭りの時期にはここの撮影スポットが大人気で、 長い行列が出来るほどです。 日本でも桜の名所として有名な弘前城ですが、 こちらの桜をご覧になってください。 私の撮影テクニックが足りずに、あんまり迫力を感じませんが 実はこの桜、↓のような事実があるのです。 樹齢100年もするソメイヨシノが、300本以上あるという事実にも 驚いてしまいますが、その陰には職人さん達の陰の努力があってのこと。 日本にいる間、ひょんな事がきっかけで 四葉のクローバーを探すのに夢中になり、 そして行く先々で簡単に見つけられるようになったメーガン。 ほら、この日もさっそく弘前公園にて一個目を発見! 弘前公園には1時間もいませんでしたが、 そんな短い時間でも4個も見つけていました。 ・・・私もついでに2個ほど^^。 見つけた分の幸福が舞い込んでくると良いけどね~~。 さて、この後に向かったのは「津軽藩ねぷた村」。 弘前公園のすぐそばにあるこの建物、 これまで何度となく前を通り過ぎてきたけど ”観光客の行く所”なんて思って、一度も入ってみた事がなかった場所。 ・・でも、今はしっかり私も”観光客”(笑)。 ということで、ちゃんと観て来ました。 ちなみに一緒に行ったヒロの奥さんのMさんも (もう何十年と弘前に住んでるのに)実は今回が初めてとのこと。 そんなものですよね。 お土産屋さん、郷土名産、民工芸品の体験教室など いろいろありましたが、中でも驚いたのが津軽弁講座。 一番安いクラス(90分)でも、14,000円します(1~30名の規模)。 ・・・すごいなぁ~、津軽弁喋れるのって投資になるかもよ(笑)。 ねぷた祭りのお囃子の実演コーナーもあり、 実際に見学者の中から挑戦したい人がトライする事が出来ます。 この時、ちょうど私達のグループしかいなかったので、 演奏する方がメーガンに向かって”どう?”と指名を。 恥ずかしそうに”う~~ん・・”なんて躊躇していたけど。。。 結局、この通り(笑) 簡単な手ほどきを受け、単調なリズムが演奏できるようになると 今度は横笛の演奏も追加されます。 しかし、大太鼓のお腹に響くような音って、 日本祭りの象徴のように感じますね。 さて、津軽に来たからには 我ら青森のソウルミュージック(笑)、 「津軽三味線」を聴いていかなくては! ミニコンサートが行われていて、 10分程度の演奏を観てきました。 三味線もいろいろあるけれど、やはり私達青森県人には 津軽三味線が一番身近なものに感じます。 ところで、コンサート演奏が終わると 演奏者の方々に質問したり、実際に触らせてもらえるのですが、 私がかねがね聞いてみたかった質問・・・・ 「三味線って本当に猫の皮を使っているのですか?」 なんとこれが意外なことに、ごくごく例外を除いては 津軽三味線はほとんどが犬の皮を使用していると仰っていました。 これには私も友人もビックリ!! ・・・なんか動物愛護団体の人が聞いたら抗議されそう。。。汗 この後、お蕎麦屋さんでランチブレイクを取り、 ”やっぱり日本のざる蕎麦は、美味しいや・・・”なんて感激してる間に 津軽の旅もそろそろ終わりに近づき、 三沢へ戻らなくては行けない時間が近づいて来て。 運転手のキンタが ”あ!もう一箇所、寄って行がねばまいね”(訳:もう一箇所、寄って行かなくちゃ) と、ある場所へ向かいました。 弘前出身のアーティスト、奈良美智の作品が 展示されていた吉井酒蔵煉瓦倉庫です。 ここは現在は閉鎖されていますが、 2006年に来た時には個展を観る事が出来ました。 今でもその時の名残である、白い大きな犬がそのまま残っています。 ここは4年前に、私達が最後に弘前訪問に来た際に 4家族で一緒に観に来た、思い出の個展でした。 あの時、メーガンはまだ5歳でしたが、 ココに来て、そしてこの白い犬を見てその時の事を思い出したようでした。 「すごく暑くて、皆で冷たい飲み物を飲んだんだよね?」 と言っていました。 ・・・ありがとう、キンタ。 そして、最後にヒロの奥さんのMさんが どうしても連れて行きたい場所があると言う事で ここへ立ち寄りました。 adakinu ちょうどねぷた祭りも近かったためか、近所からお囃子の練習する音が かすかに聞えてきました。なんていう風情。。。 もともとは呉服屋さん?・・・足立絹織製作所と言うのが 正式名称のようですが、店内にはヨダレもののグッズがギッシリ。 「ここでたちまゆさんにお土産を買いたいから どれか好きなのを選んで」と言ってくれ、 えぇ~~?!と思いつつ、選ばせてもらいました(笑) コレです。↓ 一つは柄がリバーシブルのガーゼタオル、もう一つはガーゼとタオル生地の手拭い。 縮緬のウチワは色使いがとっても美しい。 可愛い指輪は娘達にと買ってくれました。 皆、ありがとうございます! ついでにこっちは私が自分で買った下駄。 ジーンズに合わせたら可愛いかも。 そういえば、私達が日本を発つ前に 最後に弘前に来た時も(2006年)皆から ”日本の思い出に・・・”って、津軽塗りの贈り物をしてもらったんだよね。 今でも大切に使わせてもらっています♪ なんだか、こんなに至れり尽くせりのおもてなしを受けて、 ますます日本から離れ難くなってしまった私達家族。 次に再会出来るのはいつになるかな・・・?! 楽しかった分、別れる時は本当に寂しい(涙)。 本当に本当にいろいろありがとう! 里帰り日記、ネタがこんもりあるので、まだまだ続きます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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