テーマ:秋の味覚♪(570)
カテゴリ:食べ物
10月に入ったらまるでそれが合図かのように、 ぐっと気温が下がってきました。 日中はまだまだ気温も高いですが、 朝晩の空気は夏のものとは明らかに違います。 外に出た時、これまでのあのじっとりと まとわりつくような湿度を伴った熱風が 顔や身体に絡みつかないだけでこんなにも気持ち良いんだ~と 嬉しくなる私は、やっぱり酷暑のフロリダでの暮らしは 肌に合わないようです(^^:)。 日本の秋の、息を吸った時に鼻から冷たい空気が通って キ~ンとするあの感じ・・・気分がシャキッとして好き。 ・・・でも歳をとってきたら、あんまり寒過ぎるのも嫌(ワガママ)。 その点、フロリダの夏は最悪だけど、秋冬はけっこう好きかも。 1年の半分以上がこんな気候だったら良いのに。。。 ************************ この季節になるとお店の棚に並ぶ果物で、私も子供達も好物なのが 上の写真で出てきたマスカダイン(Muscadine) 一見、粒も不揃いで素朴な風貌のブドウだけど これが食べてみてビックリ! 味が濃厚で甘いんです(驚) こちらで一般的な、皮ごと食べられる種無しブドウとは違って 皮がぶ厚くて種も入っているので、 食べる時にちょっとした工夫はいるけれど これがまた後を引く美味しさ。 マスカダインを食べている時の私や子供達は、 終始無言で食べる事に専念します。 歯で齧り、硬い皮に切れ目をつけたら、指で摘み出すようにしながら 同時に中の実をチュルッと吸い込み、 大きな種は後からペッと吐き出すような食べ方なので お喋りしながら食べるわけにはいかないんですね、これが(笑)。 旬の果物なので、一年中見かけることはないし、 秋口の短いシーズンだけのブドウですが、普通のブドウと比べると これがけっこうなお値段でさらにビックリ。(Publixでは1パックで$5.99) でも、一年中手に入り常備できる果物ではないし、 秋だけの限定品ということで、毎年このシーズンには 一度は買って食べています。(カミサリーで買ったのは全然甘くなく、 むしろ酸っぱかったです。それも何度かあり。ガッカリ・・・ 買うなら普通のスーパーか、ファーマーズマーケットが 失敗なしだと思います) マスカダインは北アメリカを原産とし、亜熱帯から熱帯の 温暖湿潤な気候を好むのでアメリカ南部で多く栽培されているそうです。 もちろん南部のフロリダもその収穫地の一つ。 同じく南部のノースカロライナ出身の旦那にとっては 小さい頃からのお馴染みのフルーツであり、 森などに野生で生っていたモノを獲って食べていたそうです。 グランマの裏庭に自生していたのが一番美味しかったと 言っていた旦那にとっては、今の時代にスーパーで 高い値段で売られていることが驚きのようで。 このマスカダインで作ったワインも売られているようですが、 たくさんの人達の口コミを読むと、甘口でとってもフルーティなんだとか。。。 ぶどうジュースと白ワインを混ぜたような飲み易い味とも。 う~~ん、これは是非試してみたい! アメリカ国内ではワインといえばカリフォルニア産が有名ですが、 南部特産のマスカダインで作られるワインは、 売られている場所も限られているようなので ワイン好きの方へのプレゼントや 南部のお土産としてもピッタリかもしれません。 しかもここのサイトを読む限り、レスベラトロールという 赤ワインに含まれるフラボノイドの一種の効能が書かれているけれど (がん予防、長生き、アンチエイジング、健康な心臓を保つ)、 このレスベラトロール・・・・ 「ワインの製法上、果皮を取り除いてから発酵させる白ワインよりも、 通常、果皮ごと発酵させる赤いワインの方がレスベラトロールを多く含むが、 マスカダインという種類のブドウで作ったワインでは、 赤も白もレスベラトロールを非常に多く含む。 」(注:サイトより抜粋) らしいです。 あらま~、身体にも良さそうなこのマスカダイン♪ 秋が終わるともう店頭には並ばないので、ますます貴重な存在。 日本の巨峰やピオーネ、スチューベンも本当に美味しくて大好きですが、 このマスカダインもなかなか~なのだ(^^) (おまけ) スペリングテスト用の勉強している時に、余白にこんなの描いてた(笑) ハイヒールに憧れているようです。By 7歳のニコール そしてママはあなたの描く絵のファンです(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食べ物] カテゴリの最新記事
|
|