テーマ:暮らしを楽しむ(383437)
カテゴリ:私のお気に入り
津軽塗りの夫婦箸 若い頃にはあんまり良さが分からなかったけれど、 歳と共に少しずつ好きになってきたり、気になってくるモノって あると思う。 例えば、高校の修学旅行で行った京都は、 古いお寺見学ばっかりで、つまんない・・・なんて思っていたけれど、 年齢と共に寺院や神社などの持つ、ひっそりとした 厳かな独特の空気が好きになり、 今ではもし京都に行けるなんて事があれば、喜び勇んで行くと思う。 他にも挙げたらたくさんある、小さい頃とは違ってきた価値観や好み。 その中でも、これも大人になってからその良さを しみじみと実感しているモノの一つ。 青森ではどの家にも必ずといっていいほど、 津軽塗の箸やお椀や座卓などがあるのでは? 実際によそ様のお宅にお邪魔しても、かなり高い確率で お茶を出してくれる時に茶筒や茶櫃が津軽塗りのモノだったり 菓子皿も津軽塗り、という光景がごくごく当たり前だったなぁと思い出す。 これはお気に入りの津軽塗りのうるし玉を使ったチョーカー。 津軽塗りはどうも・・・という人は、こういう小ぶりのアクセサリーから 入るのも悪くないと思う。 何となく”お年寄りの使うモノ”とか”年配層の趣味”なんて 勝手な自分なりのイメージのあった津軽塗りだったけれど(^^:) そんな私も津軽塗りの良さが徐々に分かってきたかもしれない。 この時に友人達より贈られた津軽塗り、 今でも大切に使っています。 友人が”津軽塗りならココが間違いなし”とお勧めの、 弘前市内でも老舗で立派な店舗を構える 「田中屋」さんに連れて行ってくれました。 ”どれでも好きなモノを選んで”と言われた時には驚きましたが、 こんな贅沢な選び方ってなかなかできないもの。。。 ちなみに余談ですが、この田中屋さんには半地下に 「北奥舎」という素敵な喫茶室があるのですが、 映画「津軽百年食堂」のロケに使われています。 一口に津軽塗りと言っても、その塗りの種類は多様です。 結局迷った結果、ここ「田中屋」の登録商標である ”寿々喜塗(すすきぬり)”のお盆にしました。 他のお店では手に入らないという希少価値の商品です。 果物や和菓子、洋菓子、お寿司などを盛ったり、 花器を載せる台として使ったり、活躍してくれています。 もう一つ、これも一緒に頂いていました。 こちらはロイヤル・ブルーのコレクションで、皇太子ご成婚の際に お祝い品として謹製された津軽塗の商品です。 伝統的な津軽塗りとは作風が違っていて、新鮮な色合いと塗りです。 これらを贈られた時に友人に言われたのが、 「津軽塗りは一生もの。塗りが剥がれたら塗り替えしてもらえるし、 修理、修繕もちゃんとやってくれるから代々続く家宝になるよ」 という事でした。 そのためにも購入先のお店の箱や説明書なども 大事に保管しています。いざという時のために。 この↑津軽塗りの豪華な贈り物をしてくれた友人家族より 今月初めに嬉しいニュースが入ってきました!! 長男の泰我(タイガ)がサッカーの世界的強豪である FCバルセロナ傘下のクラブチーム、 CEジュピテルに入団することが決まったというのです。 これまでもイタリアやアルゼンチン、スペインに サッカー留学をしてきたのは聞いていましたが、 今回はオファーを受けてスペイン行きを決心したようです。 サッカーを本格的に学ぶためにも言葉のコミュニケーションは 絶対不可欠と考え、あえて日本語学校ではなく 現地の私立校に行かせる決断をしたと友人は言ってましたが、 まだ13歳の息子さんを親元から手離すのはやはり辛かったようです。 小さい頃から物静かで大人しく、お行儀も良く、まさにお坊ちゃんという イメージがピッタリの泰我でしたが、こんな男っぽいスポーツで 活躍するようになるなんてビックリでした。 Made in 津軽のじょっぱり精神を発揮して、 世界のプロ選手を目指し、けっぱれ、泰我~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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