2ヶ月が過ぎて…

しいちゃんの小学校生活ももうじき2ヶ月になろうとしています。 　学校生活の流れもずいぶん身についてきました。 　連休明けからはなかよし学級での学習も本格的になり、原級での朝の会を終えた後、筆箱などを持って「いってきま～す！」と大きな声であいさつをしてなかよしさんに出かけます。最初のころは上手に言えなくて「いったらきま～す」だったのに、1ヶ月毎日続けていたら「いってきま～す」になりました。そのひとことを聞き、「行ってらっしゃい」を言うために、原級のお友だちは耳を澄まして待っていてくれます。 　なかよしさんでの学習は、ゆっくりさんに合わせたペースだったり、遊びを交えた勉強（パン作りだったり、○○ごっこ）だったりするので、とても喜んで取り組んでいます。 　なかよし学級のお兄ちゃん、お姉ちゃん、先生ともすっかり仲良しになりました。リラックスしすぎ…のときもありますが…。 　朝の会の中では「じゃんけん列車」などのゲームもあります。このごろは私は教室の後ろで見守るだけで、お友だちが呼んでくれたり、列車が離れてしまわないように手をつないでくれたりして、しいちゃん、とっても楽しそうです。 　4月のころ、原級で過ごす時間が少なすぎる！と不安になりましたが、毎日の朝の会や帰りの会だけでも（時々内容によっては一緒に活動したりします）、先生やお友だちとのつながりはどんどんできているようです。ありがたいね。同じ保育園以外のお友だちが増えました。なかよし学級にいても、休み時間には遊びに誘いに来てくれて、庭で遊んだり、クローバーを摘んだり。 　ふれあいタイムというきょうだい学級の交流をきっかけに、6年生のお姉さんたちともなかよしになりました。だから大勢でワイワイと遊んでいます。 　4月の初め、怖くて登ることができず、時間になってしまい泣きじゃくっていた、ジャングルジムすべり台…いちばん簡単な経路で登れるようになりました。他の1年生のお友だちも我先に、という感じだったのが、しいちゃんが登っているとちょっと待っていてくれるようになりました。 そして、音楽が鳴ったら教室に帰る、というルールも定着しました。 今日までに勉強したひらがな。 お、は、よ、う、い、ち、ね、ん、あ、か、る。そして自分の名前。 原級で出ている音読の宿題はしいちゃんのゆっくりペースですが毎日練習しています。 今練習しているのは童謡「あかいとりことり」 ゆっくり、なぞり読みで、たどたどしいながらも読めるようになってきています。 １から１０の数の勉強もしています。 ピアニカも…キラキラ星、だんだんふけるようになってきました。 ゆっくりさんながら、毎日がんばっているよ。 私は…といえば、相変わらず毎日一緒に歩いて登校し、付き添いをしているのですが、この頃は原級からなかよし学級に移動した後は、トイレの時間、20分休み、給食～片づけの時間に介助をするだけで、あとは別の部屋で待っていることが多くなりました。 だから、どうしてもの用事の時は短時間ながらうちに戻ることもできるようになりました。 そして…いよいよ6月半ばからは、お義母さんの治療内容が次のステージになるので、毎日片道車で1時間の道のりの通院が始まります。家族で分担して付き添うつもりでいます…（そのために介護休暇をいただいたんだし。）それに向けて、支援センターの先生方に相談したところ、しいちゃんに付き添えないときに、地元の大学の学生ボランティアさんが入ってくれる方向で話が進んでいます。ゆくゆくは私抜きで学校生活を送れるように…その第一段階です。 今日は一日支援センターの療育コーディネーターの先生（いずみ園時代からお世話になっている先生なので、しいちゃんもリラックス！です）が私に代わってしいちゃんの付き添ってくださり、どこでどんな支援が必要かを見てくださいました。 ちょっとずつ、しいちゃんの学校生活も変化してきています。 欲を言えばキリがないのだけど。 …しいちゃんががんばりすぎないように…と大事にされすぎていることが…私としては物足りないところ。1年生のみんなと一緒にできそうなところは「たぶんできないだろうから、難しいだろうから…」と、最初からあきらめずに、取り組ませてみてほしい。少しやってみて、無理そうなら違う方法を考えるとか。 でもね、楽しんで学校生活を送ることを一番に考えてくださる気持ちもわかって…何とも複雑です。 遠足の後に原級のみんなで合作した公園の絵。 あたしもここにいるよ。 なかよしさんで書いた自分の絵を持っていくと、原級の担任の先生が「しいちゃんどこに貼りたい？」と聞いてくださいました。しいちゃん、迷わず「ここだよ！」と指さしたのは滑り台の上。遠足の時、いっぱいすべったもんね～。 みんなが笑顔になれるように…。私もできることをひとつずつ。 にほんブログ村