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帰省(2)


「間に合ってよかったわね伸治さん」

「そうだね、乗り遅れそうだったからって、お土産を忘れられないしね」

「ふふ、伸治さん 今回は買えなくても大丈夫だよ」

「えっ、どうして?」

「だって今回は一番大切なお土産を持ってるでしょ」

「おい、おい 僕はお土産かい?」

「ええ、そうよ 世界で一番大切なものよ」

「ああぁ、今からこれじゃぁ先が思いやられるね、尻に敷かれそうだなぁ」

楽しそうに二人は他愛無い会話をはずませている。

そんな彼らの列車は美咲の故郷へとひた走る。

「ねぇ、」

「なんだい?」

「なんでもない、恥ずかしい」

「おぃ、美咲 言えよ こいつ」

「だめ、いやん」

空気が加熱し湯気が立ちそうなくらい熱を帯び始めている。

そこだけ次元が切り離され刻む時刻も違っているかのようだ。


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宮崎あおい 篤姫 ソラニン







Last updated  2009.07.20 19:39:00
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