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2010年12月23日
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カテゴリ:惚れ薬
無事に刀の戻った樋津家では大殿さまの肝いりで四日四晩に
渡って祝賀の宴が繰り広げられました。

まず第一日めは殿さまと大殿さまだけの二人だけのもので、
そのあくる日の宴にはこの事件に直接に関わった者達が加わ
りました。
棟玄坂兄弟に黒井半介、乾家老といった顔ぶれです。

そして三日めと四日めは家中の者すべてが日替わりで交替し
て参加するという大宴会になりました。
家宝紛失事件に大殿さまの関与があった事を知らない家来達
ですが、家宝が無事に戻ったことは知らされています。

御家安泰の安心もあって、家来もその家族達の間にも笑い声
が起こり、冗談が絶えません。
庭先でやっている餅をつく音や、そのかけ声などが祝いの席
にまで届き、皆の気分を一層高めます。

餅つき.jpg
                      Photo by (c)Tomo.Yun

末席にはかねてから樋津家に出入りしている商人や職人など
も顔を連ねてい、その中にはこの一件で樋津一万石に食込む
ことが出来た新顔の桑田屋の姿も見えます。

踊りだす者もいれば渋い喉を披露する者もいて宴たけなわ、
ほとんど無礼講と化した宴席ですが、その中で一人心ここに
あらずといった様子の桐屋丑蔵、さっきから飲み食いの手を
止めています。

   ・・・・・・・惚れ薬(六十七)


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最終更新日  2010年12月24日 05時00分59秒
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