カテゴリ:今日の庭仕事。
手入れにお伺いしていて、感じるのが、
庭は要らない。 木が大きくなって手入れコストが掛かって重荷だ。 伐採するとお金が掛かる。 ので 自分で剪定したり、仕方なく手入れを毎年依頼したり。 庭師に頼んでちゃんと手入れしていても、退職して収入が減ると重荷になる。 子供の世代になっても、自分の意思で作ったわけではないので、好きになれない。 費用対効果 で考えてみても 庭は割に合わない。 と思っている方が結構多いのが現実じゃないかと思う。 結果 庭を重荷に考えている親世代は子供に「木は大変だから植えないほうがいい」 と子供にアドバイスをする。 そして 今、作られている庭を見ると、、、 ちょっと寂しいものがあります。 手入れは「木の大きさを維持する」 のが大前提ですが、いつもどおり綺麗に切る剪定では、実は少しづつ大きくなっているのが現実。 ノコギリを上手につかって、枝をバランスよく落とすことがカギとなってきます。 が、バリカンで数をこなす庭師が多数おられるのも現実。 多分、30坪くらいの生垣と雑木が数本植えている庭なら、ちゃんと大きさを維持する剪定を最初から行えば 5000円~15000円くらいで維持できます。 それが形をつくったり、刈り込み剪定に頼ると 20年くらいで2,3万円かかる庭になるのがほとんどです。 自分達の世代は「木を綺麗に手入れする」という今までの親方世代の技術も大切ですが、 「木を小さくする剪定」 も 庭が施主さんの重荷になってかえって庭の価値が下がらないようにするためには 重要だと考えます。 見た目でいえば 綺麗に維持する手入れのほうが見栄えがします。 一方、小さくする剪定はスカスカのデコボコになります。 それを変ととるか、自然風ととるかは 施主さん次第ですけど。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.18 21:05:12
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